駅 まで の 道 を おしえて。 駅までの道をおしえて

駅までの道をおしえて (講談社文庫)

駅 まで の 道 を おしえて

短編集。 季節のうつろいと野球というキーワードを織り込んで描かれた美しい情景。 亡くしたものへの愛惜の思い、残された者の切なさ哀しさなどを軸にして、この短編集に登場する主人公たちはなにかを待っている。 そして待つ間になにかを悟り、一歩まえに進んでいく。 表題「駅までの道をおしえて」はややファンタスティックな作品。 犬に死なれた9歳の少女は、その死を納得できず、事実を受け入れることができない。 亡き愛犬にそっくりな犬に出会ったことをきっかけに知り合った喫茶店の老マスターと友達になる。 彼もまた昔幼い息子を事故で失い、その事実と折り合っていなかった。 こうして奇妙な友情で結ばれたふたりは、「待っているもの」を探しに小さな旅に出る。 そこで起きるささやかな奇跡。 そして少女の心は開かれていく。 涙腺を刺激する作品だった。 「シカーダの夏」もよかった。 少年時代の淡い初恋と友情。 ともに交わした約束を海辺の町を舞台にして切なく描いている。 登場人物がさりげなく発する言葉の中に、書きとめて心のかてにしたいようなものが多くあった。 本の表紙の絵にひかれて読み始めました。 短編集です。 一つ目のお話が、本のタイトルにもなっている「駅までの道をおしえて」です。 通勤途中の電車の中で何気なく読み始めたのですが、途中で「やばい」と思いました。 きっと誰もが体験したことのある、大切な人を失くしたあの気持ち。 嘘だよね?ほんとはまだそこにいるんでしょう?私をおいて、いなくなったりなんか、しないよね? 何度も何度もそう繰り返す、あの気持ち。 祈りにも似たそんな気持ちが、思いが、切なさが、とても伝わってきて、涙をこらえることができませんでした。 でも、悲しいだけのお話ではありません。 最後にこぼれるのは、涙だけではなく笑顔、です。 涙をいっぱいためた目で、でも前を向いて歩いていくことができる、そんな強さを、そんな想いを感じられる、素敵なお話でした。 うまくいえませんが「思い」というよりは「想い」、「悲しい」のではなくて「哀しい」、そういう気持ちが伝わる本でした。 そして読んでいる途中で、何度も表紙の絵を見直すこと請け合いです。 (ちなみに、裏表紙も必見なのです。 ここでお見せできないのが残念です。

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駅までの道をおしえて

駅 まで の 道 を おしえて

伊集院静原作、新津ちせ主演の映画「駅までの道をおしえて」のDVD、ブルーレイが4月22日(水)に発売されることが決定した。 原作は「大人の流儀」シリーズを手掛けた、直木賞作家・伊集院静の同名小説。 主役のサヤカ役は、音楽ユニット「Foorin」のメンバーでもある新津ちせ。 一般公募で集まった校舎の中でオーディションが行われ、当時小学1年生だった新津に白羽の矢が立った。 共演には、新津演じるサヤカと出会い、心を通わせるなる孤独な老人・フセに笈田ヨシ、サヤカを温かく見守る家族として、両親役に坂井真紀と遠藤憲一、近所で暮らす親戚役に羽田美智子とマキタスポーツ、祖父母役には市毛良枝と塩見三省。 サヤカを取り囲む重要人物となる動物病院の院長役を柄本明、病院の婦長役を余貴美子が務め、10年後のサヤカ役を有村架純が演じる。 撮影は1年半という長い時間をかけて、季節を追いながら時系列に沿ってじっくりと行われ、少女の成長がリアルタイムに感じられる作品となった。 DVD&ブルーレイには、本編に加え、特典映像4種を収録。 特典映像には1年半にも及ぶ撮影の裏側を収めた「メイキング映像」や、役作りのために新津が主人公サヤカの愛犬であるルーと共に暮らした日々を収めた「ちせとルーの18か月」、特別予告編、通常の予告編などが収録される。 さらに、先行予約特典として、ポストカード1セットが同封される。 映画「駅までの道をおしえて」サヤカ役の新津ちせです。 私にとって、初めての主演映画だったので、撮影のときは無我夢中でした。 とにかく、いっぱい食べて、ずっと元気でいるように心がけていました。 おかげで、一度も風邪をひいたり体調を崩したりすることはありませんでした。 オーディションでサヤカ役に決まって、映画の撮影が始まる前からルーと一緒に暮らし始めました。 生活全部が、サヤカになるための時間でした。 小学1年生と2年生のときに撮影をしたのですが、たくさんの季節行事をルーと共に経験しました。 七五三も、初詣も、お花見も、ルーと一緒でした! そして、笈田ヨシさんをはじめ、とってもやさしいキャストの皆さまに本当にお世話になりました。 たくさんの方に支えていただいて、映画の中でサヤカとして生きることができました。 時間をかけて撮影してくださった監督やスタッフの皆さまにとても感謝しています。 この間、久しぶりに、ルーと、ルース役のミノルカに会いに行って、一緒に遊んだんです! ルーも、ミノルカも、あいかわらず元気でかわいくって、目いっぱい原っぱを走り回って、本当に楽しかったです! 今、ルーとミノルカは、優しい飼い主さんの元で、2匹一緒に仲良く暮らしています。 今、私は、「パプリカ」を歌う子供ユニット「Foorin」のメンバーとしても活動しています。 体験学級に出かけた数日の間に愛犬のルーがいなくなったことが受け入れられず、ルーと一緒に過ごした場所を訪れては、その姿を探している。 ある日、サヤカはかつてルーに導かれて見つけた、線路の跡が残る原っぱで一匹の犬と出会う。 犬はすぐに姿を消すが、数日後、近所の喫茶店の前につながれていた。 サヤカは、見るからに頑固そうなマスターのフセ老人(笈田ヨシ)に、犬の名前はルースで、ルースの方から店にやってきたのだと聞かされる。 時の止まったようなジャズ喫茶を営むフセ老人もまた、数十年前に幼くして亡くなった息子の死を受け入れられずにいた。 やがてサヤカは喫茶店に通うようになり、ルーの思い出話をしたり、フセ老人の息子コウイチローの話を聞いたりするうちに、フセ老人と打ち解けていく。 サヤカは、フセ老人が待っているという大切な「何か」を、ただ待ち続けるのではなく、一緒に探しに行こうと提案する。 サヤカとフセ老人とルースは海に向かった。

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新津ちせ初主演映画「駅までの道をおしえて」DVD&BD 4・22発売

駅 まで の 道 を おしえて

伊集院静原作、新津ちせ主演の映画「駅までの道をおしえて」のDVD、ブルーレイが4月22日(水)に発売されることが決定した。 原作は「大人の流儀」シリーズを手掛けた、直木賞作家・伊集院静の同名小説。 主役のサヤカ役は、音楽ユニット「Foorin」のメンバーでもある新津ちせ。 一般公募で集まった校舎の中でオーディションが行われ、当時小学1年生だった新津に白羽の矢が立った。 共演には、新津演じるサヤカと出会い、心を通わせるなる孤独な老人・フセに笈田ヨシ、サヤカを温かく見守る家族として、両親役に坂井真紀と遠藤憲一、近所で暮らす親戚役に羽田美智子とマキタスポーツ、祖父母役には市毛良枝と塩見三省。 サヤカを取り囲む重要人物となる動物病院の院長役を柄本明、病院の婦長役を余貴美子が務め、10年後のサヤカ役を有村架純が演じる。 撮影は1年半という長い時間をかけて、季節を追いながら時系列に沿ってじっくりと行われ、少女の成長がリアルタイムに感じられる作品となった。 DVD&ブルーレイには、本編に加え、特典映像4種を収録。 特典映像には1年半にも及ぶ撮影の裏側を収めた「メイキング映像」や、役作りのために新津が主人公サヤカの愛犬であるルーと共に暮らした日々を収めた「ちせとルーの18か月」、特別予告編、通常の予告編などが収録される。 さらに、先行予約特典として、ポストカード1セットが同封される。 映画「駅までの道をおしえて」サヤカ役の新津ちせです。 私にとって、初めての主演映画だったので、撮影のときは無我夢中でした。 とにかく、いっぱい食べて、ずっと元気でいるように心がけていました。 おかげで、一度も風邪をひいたり体調を崩したりすることはありませんでした。 オーディションでサヤカ役に決まって、映画の撮影が始まる前からルーと一緒に暮らし始めました。 生活全部が、サヤカになるための時間でした。 小学1年生と2年生のときに撮影をしたのですが、たくさんの季節行事をルーと共に経験しました。 七五三も、初詣も、お花見も、ルーと一緒でした! そして、笈田ヨシさんをはじめ、とってもやさしいキャストの皆さまに本当にお世話になりました。 たくさんの方に支えていただいて、映画の中でサヤカとして生きることができました。 時間をかけて撮影してくださった監督やスタッフの皆さまにとても感謝しています。 この間、久しぶりに、ルーと、ルース役のミノルカに会いに行って、一緒に遊んだんです! ルーも、ミノルカも、あいかわらず元気でかわいくって、目いっぱい原っぱを走り回って、本当に楽しかったです! 今、ルーとミノルカは、優しい飼い主さんの元で、2匹一緒に仲良く暮らしています。 今、私は、「パプリカ」を歌う子供ユニット「Foorin」のメンバーとしても活動しています。 体験学級に出かけた数日の間に愛犬のルーがいなくなったことが受け入れられず、ルーと一緒に過ごした場所を訪れては、その姿を探している。 ある日、サヤカはかつてルーに導かれて見つけた、線路の跡が残る原っぱで一匹の犬と出会う。 犬はすぐに姿を消すが、数日後、近所の喫茶店の前につながれていた。 サヤカは、見るからに頑固そうなマスターのフセ老人(笈田ヨシ)に、犬の名前はルースで、ルースの方から店にやってきたのだと聞かされる。 時の止まったようなジャズ喫茶を営むフセ老人もまた、数十年前に幼くして亡くなった息子の死を受け入れられずにいた。 やがてサヤカは喫茶店に通うようになり、ルーの思い出話をしたり、フセ老人の息子コウイチローの話を聞いたりするうちに、フセ老人と打ち解けていく。 サヤカは、フセ老人が待っているという大切な「何か」を、ただ待ち続けるのではなく、一緒に探しに行こうと提案する。 サヤカとフセ老人とルースは海に向かった。

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