デンキウナギ。 デンキウナギは、自分の電気で感電する?

デンキウナギの電圧や仕組みは?生態や特徴、危険性について

デンキウナギ

目次 [閉じる]• デンキウナギの特徴 デンキウナギは名前の通り発電することができる魚です。 なお名前にウナギと付いていますが、見た目が似ているだけで生物としてはウナギよりもナマズに近いです。 このデンキウナギは短時間ながら電圧800V・電流1Aもの発電を行います。 強力ですが瞬間的なものなので人が死ぬことはまずありませんが、それでも相当な威力です。 自家発電できる動物は本種の他にデンキナマズやシビレエイなどいくつかいますが、電力はデンキウナギがぶっちぎりです。 この電気ショックをまともに食らうと馬やワニですら気絶します。 そしてこの電気を浴びるのは大体水場ですので、気絶して動けなくなった動物はそのまま溺れ死ぬこととなります。 電気は筋肉にある発電器官によって作られ、その状態で対象にまとわりつくことで電気ショックを浴びせます。 なので人でしたら直接触れるか余程近づくかしない限りは問題ありません。 また筋肉を使って発電するので発電する度に疲労が蓄積するため、そう何度も連続して強力な電気攻撃をすることはできません。 この電気ショックはワニや人などの天敵から身を守る他、捕食の際に獲物を感電させて気絶させることにも使われます。 また微弱な電気を放ってレーダーのように使うこともでき、視覚に頼れない濁った場所や夜間でも周囲の状況や獲物を探知することが可能です。 デンキウナギ以外の発電する魚は大体が電気をレーダーとして使っています。 これは攻撃に使えるほど強力な電気を持っていないためですが、デンキウナギもご先祖様はそんな感じだったのではないでしょうか。 進化して電気が強力になったので攻撃に転用するようになったと考えられます。 デンキウナギはペットとしても人気があり、割と手軽に購入が可能です。 しかしやや危ない生物なので、うっかり触ってビリっとされないようにご注意を。 デンキウナギの生態 生息地 南米のアマゾン川およびオリノコ川の淡水に生息しています。 流れが緩やかで泥のような濁った場所を好み、あまり目はよくありません。 普段の生活 夜行性で日中は泥の中などに潜んで休息します。 肉食で小魚、昆虫、甲殻類、稀にネズミなどの哺乳類も食べます。 繁殖と成長 卵生で乾季に繁殖期を迎え、一度に3000個もの卵を産みます。 寿命は15年ほどです。 記事カテゴリ• 139•

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デンキウナギ Electrophorus electricus : : : : : : : : デンキウナギ亜目 Gymnotoidei : ギュムノートゥス科 もしくは デンキウナギ科 Electrophoridae : デンキウナギ属 Electrophorus , : デンキウナギ E. electricus Electrophorus electricus , 英名 ウィキスピーシーズに に関する情報があります。 デンキウナギ(電気鰻、: Electrophorus electricus、名:Electric eel)は、デンキウナギ目ギュムノートゥス科デンキウナギ属に分類されるの一種。 の・両水系に分布する大型魚で、強力なを起こす魚である。 多くの人間にとって、この電気は危険である。 デンキウナギ属 Electrophorus は1属1種のみが分類されている。 生物的特徴 [編集 ] 成魚は全長2. 5mに達し、デンキウナギ目の魚の中では最大種である。 に「」が入っており、体形は細長い円筒形であるが、ウナギとは体の構造や生活史が異なり、全く別の仲間に分類される。 大型個体は丸太のような体形であるが、頭部は上下に、尾部は左右に平たい。 全身はほぼ灰褐色で白っぽいまだら模様があり、尾に行くにしたがって斑点が小さくなる。 から腹にかけては体色が淡く、橙色を帯びる。 は小さくしているが 、が発達しており、これで水流を感じ取って周囲の様子を探る。 は直下にあり、他の魚よりもかなり前方に偏る。 鰭は胸鰭と尻鰭しかなく、長く発達した尻鰭を波打たせて泳ぐ。 なお、デンキウナギ目の魚は前だけでなく後ろにも泳ぐことができる。 分類 [編集 ] 分類上は1属1種で ギュムノートゥス科 ()に組み込まれているが 、他に独立した デンキウナギ科 Electrophoridae を設けてその下位に置く分類説もある。 ウィキスピーシーズの情報 は前者説を、ITIS の情報 は後者説を支持している。 生態 [編集 ] 北部の・両水系に分布し 、この水域ではの一つとなっている。 池や流れの緩いに生息する。 で、昼間は物陰や泥底に潜む。 夜になると動きだし、主に小魚や小型を捕食する。 またをする魚でもあり、鰓があるにもかかわらずたまに水面に口を出して息継ぎをしないと死んでしまう。 逆に言えば水の交換が起こらない池や淀みでも酸欠にならず、生きていくことができる。 これは温度が上がるほどが少なくなる熱帯の水域に適応した結果と言える。 発電の仕組みと効力 [編集 ] デンキウナギの器官は、のが「発電板」という細胞に変化したものである。 数千個の発電板が並んだ発電器官は体長の5分の4ほどあり、から後ろはほとんど発電器官と言ってよい。 この発電器官は頭側が、尾の方がになっている(は逆)。 発生するは発電板1つにつき約0. 15 にすぎないが、数千個の発電板が一斉に発電することにより、最高は600Vから800V・は1 にも達する強力な電気を発生させることができる。 ただし、この高電圧は約1000分の1秒ほどしか持続しない。 デンキウナギはもっと弱い電流の電場を作ることもでき、弱いを作ることにより、濁った水中で障害物や獲物を探知していると考えられている。 しかし、1分以上も電気を発生させ噛み付いてきたを感電死させたという報告もされている。 「実際にするのは体に触れたときであり、デンキウナギがいる水槽にヒトがそっと手を入れるくらいであれば深刻な感電はしない」などといった俗説は事実ではなく、実際に水族館では水槽に電圧計を設置し観客に見せているところも多い。 電圧計は900Vに達する場合もある。 発電するには筋肉を動かすのと同じくからの指令を受け、 を消費する。 そのため、疲れたり年老いたりしている個体ではうまく発電できない場合もある。 またそれは、疲労した状態に追い込めば比較的安全に捕獲できるということでもあり、水面を棒などで叩いてデンキウナギを刺激して発電させ、疲れて発電できなくなったところを捕獲する漁法がある。 デンキウナギのほかにも多種多様の発電魚が知られているが、これらの発電の主目的はおもに身辺にを作って周囲の様子を探ることにある。 ただし、デンキウナギは他の発電魚よりも強力な電気を起こせるため、と自衛にも電気を用いることができる。 獲物の小魚を見つけると体当たりして感電させ、麻痺したところを捕食する。 また、大きな動物が体に触れたときも発電して麻痺させ、その間に逃げる。 古くはの記録にあるように渡河するやがうっかりデンキウナギを踏みつけて感電する事故が時折起こるが 、なかにはを起こした例もあるという。 ウマはすることがあるが人間がするほどの強さではない。 水中で感電すればの原因となりえ、いずれにせよ危険ではある。 なお、発電時にはデンキウナギ自身もわずかながら感電している。 しかし、体内に豊富に蓄えられたが絶縁体の役割を果たすため、自らが感電死することはない。 他の発電魚 [編集 ] 本種以外で比較的よく知られている発電魚を挙げる。 - 産の淡水生ナマズ。 デンキウナギほどではないが、人間が感電するほど強力な発電ができる。 - エイの一。 デンキウナギほどではないが、人間が感電するほど強力な発電ができる。 、 - の魚。 電場を作る程度の弱い発電ができる。 なお、いわゆるは触手の毒針に刺されたことによる痛みを感電の衝撃に例えたものであり、電気を発しているのではない。 写真 [編集 ]• and D. Pauly. Editors. 2009.. World Wide Web electronic publication. www. fishbase. 更新・改訂される可能性あり。 2009年11月閲覧• (統合分類学情報システム)データベース - 更新・改訂される可能性あり。 2009年11月閲覧• 福井篤監修『講談社の動く図鑑move 魚』、、、176頁• 監修 『野外観察図鑑4 魚』 1985年初版・1998年改訂版 ISBN 4010724242• 監修『危険生物大図鑑』、株式会社カンゼン、、135頁 ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。 に関連の辞書項目があります。

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「デンキウナギ」は何ボルトの電気を出せるのか

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電気に敏感な生き物たち 今回のSciShowは、あなたにショックを与えるかもしれません。 世界中には8,600種の電気受容性動物が存在します。 そのような動物たちは、電場を感じることができます。 触れる感覚のように、電気が動物たちに外部の形状やサイズ、質感などの情報を運んでくれるのです。 また聴覚や視覚のように、離れた場所でも機能しますが、そのような感覚は、私たちが決して想像できるようなものではありません。 電気受容性動物にとって、電流や電場はリアルな情報であり、私たちにとっての色や音楽と同じものなのです。 ほとんどの電気受容性動物は両生類か魚類ですが、珍しい例外として、カモノハシがいます。 カモノハシについてはあらゆる奇妙な可能性があります。 またそれはそれで奇妙ですが。 電気受容性はグローバルな収斂進化の動きのなかで、独自の進化を繰り返してきました。 暗い水中で暮らし捕食する動物たちにとって、見たり聞いたりする感覚は鋭くないはずなので、もし周りの環境を特別な電気受容体の肌細胞で感知できれば有利になります。 数種類の動物は、さらに先に進んでいます。 電場や強力な電気ショックを生み出す、起電が可能な716種類が確認されています。 それらの魚類は共通の祖先を持っていません。 生物学者は、起電性生物は個別に少なくとも11度の違った進化を辿っていると確信しています。 それぞれの進化の場所はアフリカ内陸やアマゾン盆地、オーストラリアの珊瑚礁が豊富な海域などで、それぞれ離れた場所にあります。 デンキウナギの体はどうなっている? もっとも有名な電気魚はデンキウナギですが、実はウナギではなく南アメリカに生息するナイフフィッシュの一種です。 600ボルトの電気ショックを生み出し攻撃しますが、ヒトのような大きな生物に重症を負わせることはありません。 しかし、もしあなたが小さな魚で、泳いだり、食べたり日常の生活を送ろうとしているとしたら、600ボルトは生涯最後の問題になるでしょう。 生物の細胞が電荷を生じるのは、細胞の生体学では普通のことです。 細胞は細胞膜の外で、金属からナトリウム、カリウム、カルシウムなどの陽イオンを吸い上げます。 そのため細胞の外は、細胞内より僅かにプラスを帯びます。 あなたの体のすべての細胞は、約0. 085ボルト帯電しています。 もちろん、私の体は、電圧を加算していくような細胞配列になっていませんが、電気魚は電気細胞と呼ばれる特別な細胞を持ち、長く連なることでフラッシュライトのバッテリーのように働くのです。 そして各細胞は、神経ファイバーの片側につながっています。 デンキウナギのチャージが溜まれば、脳が神経細胞にシグナルを出します。 シグナルが電気細胞に伝わると、細胞膜の小さな気孔が開き、陽イオンが細胞内に流れ込みます。 それぞれの細胞が、小さなバッテリーのようになるのです。 細胞内部がマイナスで、外側がプラスだったのが、今では左側がマイナスに、右側がプラスになっています。 そしてバッテリーのように、電荷を打ち消すために電子が両サイドを移動します。 細胞は鎖のようにつながっているため、プラスからマイナスへ、プラスからマイナスへと各細胞を経るごとに電圧が加算されるのです。 チェーンは長く数珠つなぎになっており、溜まった電圧が一気に放電されると、バーベキューのでき上がりです。 しかし、電気細胞の配列は攻撃的に使われる必要はなく、ほとんどの電気魚は攻撃を目的としていません。 多くの電気魚は体の周囲に電場を作り、ほとんどの場合はそのパワーは数ミリボルトに過ぎないのです。 電場は身の回りの環境を感知するために使われます。 真っ暗闇でも餌を見つけたり、近くにいる外敵を認識したりできるのです。 いくつかの種類の魚は、コミュニケーションのために電場を使います。 放電のパターンを変えることで、攻撃、服従、警告、求愛などのシグナルを出すことができます。 相手の求愛を受け入れる準備ができたら、多くの種類の電気魚はオスとメスが一緒にエレクトリックデュエットを披露します。 エレクトリックブギー。 もし、なにか抜けていると感じているのなら、なぜ私たちが心でコントロールできる素敵な電場を作れないのか疑問に思っているのかもしれないですね。 それは、私たちが見る、聞くなどの感覚を備えているからです。 見る、聞くは高圧磁石発電機に比べ、退屈に感じるかもしれませんが、それらは起電するよりかなりの省電力になります。 また、デンキウナギに関する質問で多く聞くのが、「なぜ自身の電気で感電しないのか」です。 答えは、感電します。 デンキウナギが放電するとき、たじろぐ姿を確認できますよ。 あなたがどうかはわかりませんが、私は痛みを生じない今の自分の感覚でよかったと思っています。

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