ミッドサマー 小屋。 ミッドサマーのレビュー・感想・評価

ミッドサマーを見てきたのですが、何点かよくわからない点がありました。1.すご...

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『ミッドサマー』評価は? 14更新 『ミッドサマー』あらすじ概要 悲惨な事件で家族を亡くした女性ダニーは、恋人らがスウェーデンの90年に1度の夏至祭に行くのに同行します。 白夜で明るい村で、白い清潔な服を着た人達に迎えられ、奇祭を目にするうちに…。 0億円 世界興行収入 0. 批評家と一般は単純平均 ネタバレ感想『ミッドサマー』考察や評価レビュー この先は ネタバレありの感想考察です。 他の映画はも参考にしてください。 映画『ミッドサマー』は長編映画では2作目の監督・脚本作ですが、すでに作家性が濃厚すぎるほど出ています。 本作は、アリ・アスター監督の過去の失恋や恋愛経験がもとになっているそうです。 アリ・アスター監督は、この映画を製作することにより「自分の失恋セラピー」になってるとも語っています。 前作ヘレディタリーも、実際の家族喪失セラピーでした。 主人公ダニーを演じる フローレンス・ピューはイギリス女優で、昨年の『ファイティング・ファミリー』の主演で注目され、本作の後『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』ではされています。 最新作『ブラック・ウィドウ』では新ヒーローに挑戦するそうなので楽しみです! フローレンス・ピューの恋人役を演じる ジャック・レイナーは、『』で主演を務めたアイルランド俳優で『』にも出演してました。 友人マーク役の ウィル・ポールターは一度見ると忘れにくい超個性派俳優で、10年前の『』や『』で存在感を発揮しましたが、最近の 『デトロイト』の狂気演技が脳裏に焼きついています。 他にもスウェーデン俳優など個性派ぞろいなので、登場キャラクターたちが何を考え、どこへ向かうのかストーリーを全く予測させません。 実話?フェスティバルホラー映画?こわいの? 映画『ミッドサマー』は、一般的な宗教ではなくケルト原始宗教を信仰するスウェーデンのコミューン(組織体)のホルガ村が舞台となります。 過去の実話を脚色した「90年に1度の夏至祭」で起こる民間信仰を描く「フォークホラー」です。 日本では、夏至祭という祭りにあわせて「 フェスティバル・ホラー」とも宣伝されてます。 同じフォーク・ホラーでは、 キリスト教以前のケルト信仰を描いた映画『ウィッカーマン』も似た設定なので、興味ある人は観てみてください。 邦画では『WOOD JOB!神去なあなあ日常』を思い出します。 個人的には 映画『ミッドサマー』は、気持ち悪い描写は多いけどこわくは感じませんでした。 前作『ヘレディタリー 継承』の方が不気味で不穏な状況がつづくので、こわい映画好きにはオススメです。 冒頭タペストリーが結末を予言?ハーメルンの笛吹き男? 冒頭でのタペストリー、誰もが意味深で重要だと感じたと思います。 私もなるべく記憶しようとつとめたけど、その後の衝撃展開の連続でかなり忘れてしまってます。 一部Google画像検索で確認したので、気になる人は検索してみてください。 タペストリーは、左から右へ時系列になっています。 映画『ミッドサマー』の鑑賞後に見ると、ダニーの将来を暗示してる予言のようにも見えます。 タペストリー左端は、雪降る冬の日に ダニーの妹が両親を巻きこんだ悲惨な事件が描かれています。 次に泣くダニーを恋人クリスチャンがなぐさめてて、木の枝の上からながめてる男性が絵を描いてるように見えます。 次にその 笛吹き男が、ダニーとクリスチャンとジョシュとマークの4人を従えて、スウェーデンのホルガ村の90年に1度の夏至祭(ミッドサマー)へ連れて行きます。 右端は白夜の太陽の下で、ダニーらに混ざってガイコツ(死者)も踊ってます。 この笛吹き男はホルガ村の出身のペレです。 ハーメルンの笛吹き男とは、中世13世紀ドイツである村に裏切られた男が、復讐のために村の子供たち130人を引き連れ行方不明になった事件です。 『ミッドサマー』ではペレが友人を引き連れます。 ただし、ダニーは後から行くことに決めたので、もしダニーが行かなければ他の女性を連れて行ったのか興味あるとこです。 ペレはダニーと2人っきりで話す時に、軽く説得してましたが。 ホルガ村の武器はドラッグ?赤子のような文明人 結局ダニーも含めた4人がペレのスウェーデンの故郷へ向かいます。 飛行機内の揺れや、ドライブ中の景色の180度回転などで軽い不安をあおるのはアリ・アスター監督らしいです。 景色が反転した瞬間から「別世界」入りしたとも考えられます。 ホルガ村へ入る前に、白夜で明るい草原でドラッグを飲んで気分よくくつろぎます。 ダニーだけはバッドトリップになり、走り出してトイレ小屋に入り電気をつけると、背後に不気味な顔が一瞬映ります。 ドラッグの幻想かもしれませんが。 ホルガ村に入ってからも、食事の飲み物に少しドラッグが入ってた可能性が高いです。 ラスト近くでダニーら女性が、メイポール(十字架の上に傘のある棒)の下でダンスコンテストしてメイクイーンを決める前にも、ドラッグを飲んでました。 ダニーはドラッグを飲むと、体から草木が生えてくる幻想を見ますが、自然と同化してる夢なのでしょうか。 ドラッグできめながら踊り狂うトリップ感は『デビルマン』誕生時を思い出します。 ケルト等の原始宗教では実際にあったそうです。 ダニーと引き離された クリスチャンが飲んだドラッグは、かなり強いものだったようで精力剤の一種だと思われます。 性欲を抑えられなくなったクリスチャンは、若い少女マヤの誘いを断る理性すら失われてラストの悲劇へと向かいます。 アッテストゥパンの儀式とは? 映画『ミッドサーマ』で最初に衝撃を受ける儀式です。 本作の アッテストゥパンの儀式とは、72歳に達した老男女が高い崖から飛び降り自殺する光景です。 絶命できなかった場合は、みんなでその苦しみを共有して息づかいをマネします。 「村全体が家族」で喜びも苦しみも共有することを示す最初のシーンでもあります。 そして 大きなハンマーで何度も顔をつぶして絶命させ苦しみを止めてやります。 日本の「おば捨て山」と似た風習です。 先史時代の北欧では実際に、共同体内で負担の大きかった高齢者は自ら命を絶ったそうです。 本作では飛び降り前に食事会の主役となり歌い、みこしで運ばれ、 手を切って流れた血をルーン文字の刻まれた石碑にこすりつけて最後のお祈りをします。 さすがに初めて見た外部の人間は動揺し、先に来てたサイモンとコニーのカップルはもう帰ると騒ぎ出します。 年配女性指導者が「 これが我々の伝統文化。 命は循環(サークル・オブ・ライフ)して彼らの名も引き継がれる」と説得します。 ダニーも帰りたいと主張するが、「ホルガ村を題材に論文を書きたい」と考えるクリスチャンには同意してもらえません。 ちなみに「ディレクターズ・カット版」では、もう1つ水?池?にいけにえを捧げる儀式もあるそうです。 崖からの飛び降り自殺に衝撃を受けるというより、それをながめて祝福してる村人にショックを受けます。 ただ「 住む場所が違えば、常識もシキタリも違う」と考えると、外部のダニーらや私達こそ異人であることも理解したいですね。 多彩な処刑方法とは?生贄か冒涜の罰か? ペレが連れてきた4人のアメリカ人のうち、最初の犠牲者というか生贄(いけにえ)はマーク(ウィル・ポールター)です。 マークは、ホルガ村の先祖の命がやどる神聖なる神木に小便してしまい、その保護者ウルフを激怒させます。 マークはそれ以前にも女性をネタにしたり、モラル感が薄い言動をしてたので、知らなかったとはいえもはや同情の余地は感じません。 夕食時に若い女性に声をかけられると期待してついて行き、そのまま帰らぬ人となります。 黒人ジョシュは、マークよりはしっかりしてますが、クリスチャンが同じテーマの論文を書くと聞いてからは対抗意識で頭がいっぱいになってます。 そしてついに、 ルーンの聖書ルビラダー(Rubi Radr)を盗撮して、その現場を見つかり悲惨な最後をむかえます。 ジョシュが最後に見たマークは「 マークの顔の皮をかぶったホルガ人」です。 わかりにくかったけど、 下半身もマークの皮で、アイスランドの魔術伝承「ナブロック」という死者の皮のパンツだそうです。 先に来てて、アッテストゥパンの儀式後に恋人コニーを置き去りにして帰ったと言われてたイギリス人のサイモンは、最も残酷な拷問の末に処刑されます。 サイモンの罪は、アッテストゥパンを否定したことでしょうか。 先史時代の北欧ヴァイキングに伝わる処刑方法 「血のワシ」(Blood Eagle)とは、人体を空中につるして背中を切り開き、左右の肺を生きたまま外へ引きづり出してワシの翼のように広げます。 しばらく呼吸し続けるので、苦しみは長そう。 クリスチャンはマヤとの子作り後、9人のいけにえ候補とされ、家族を得たダニーに見捨てられて、 聖殿の中で焼かれます。 檻にいたクマの内臓を出し、クリスチャンにかぶせて着ぐるみのようにしたのはシュールです。 焼かれるいけにえは、 ホルガからの志願者4人、外部者4人で、後1人はホルガと外部から候補者を出してメイクーン、つまりダニーに選ばせました。 ペレの両親も焼死したと言ってましたが、この儀式のいけにえに名乗り出たのかもしれません。 夏至祭ミッドサマーの真の目的とは?ダニーのその後? 映画『ミッドサマー』のテーマの1つにもなってますが、 夏至祭ミッドサマーの真の目的とは「近親相姦をさけるため、外部者と子作りして新しい血を取りこむ事」です。 目的が「結婚」ではなく「子孫繁栄」のみなので、先進国より合理的ですが人間性は無視しています。 村のイングマールか誰かの発言「 人はみな役割を果たす」の意味もこれで理解できます。 ホルガ村で子作り許可年齢に達したマヤは、事前にペレから何人かの友人の写真を見せてもらい、気にいった男性クリスチャンを選んだようです。 マヤは序盤で気合い入れたり、ダンス中にわざとクリスチャンを蹴ったり、 枕やベッド下にルーン文字「愛」をひそませたり、タペストリー「ラヴストーリー」のとおりに陰毛をミートパイに、生理の血を飲み物に混ぜてクリスチャンに飲食させます。 ラストでは、精力剤入りの強いドラッグでもうろうとした クリスチャンが、マヤの母も含む裸の女性数人の前で、マヤとつながります。 マヤの声にあわせて女性たちも叫ぶ光景が異常すぎるけど 「受精」の喜びも家族で分かちあうのでしょう。 その行為後、クリスチャンはあっさり焼き殺されるので虫のようですが 「同じ血を他の女性と共有しない」という意味では合理的だと感じます。 ダニーがダンスコンテストで最後まで踊り続けて「メイクイーン」に選ばれたのは偶然か必然かわかりません。 ちなみに、 ルーンの聖書ルビ・ラダーを記せるのは、あえて近親交配(近親相姦)で生んだ純粋な神官(日本でいう巫女)のみだとも語られます。 少し顔がただれた人や、身障者のような人がいましたが、彼らのことだと思います。 ダニーが求めたものとは?恐れた事は? ダニーは冒頭で妹と両親を失い、深い悲しみにつつまれます。 それを癒やしてくれるのは、まだ結婚はしてないが唯一家族のように甘えられるクリスチャンだけです。 ダニーが求めたものは、頼れて依存できる家族の代替です。 しかしクリスチャンは、まだ他の女性に興味もあるしダニーの愛も重すぎるので破局寸前です。 つきあってる期間を月まではっきり言えるダニーに比べ、つきあい期間どころか誕生日すら覚えてないクリスチャンの落差は恋愛あるあるです。 ダニーが最も恐れてることは、クリスチャンと別れて独りきりになることです。 だからコニーが恋人サイモンに置き去りにされたと聞くと、自分のことのように「1人にされることを恐れ」ました。 ダニーが求めたものが「クリスチャン」ではなく、あくまでも「家族の代替」だったことは、「ホルガ村の住人が家族になってくれた」瞬間、クリスチャンをいけにえに選んだことから明らかです。 メイクイーンに選ばれたダニーは、ミッドソンマルクランス(美しい花の冠)をかぶり、村人達にたたえられ「 必要とされる喜び」を得ます。 クリスチャンがマヤと結ばれる姿を見て泣き叫ぶと、村人達も本当の家族のように悲しんでくれて一体感も感じます。 結果的に失恋セラピーにもなってます。 家族の定義は現在の個人主義主流の文明国では「血縁関係」だけですが、 原始宗教をもとに生きるホルガ村では「運命共同体が家族」です。 だから共同体の繁栄のためには、外部の血も入れるし、殺人や高齢者排除も「罪」とは感じません。 北欧は福祉国家と呼ばれ、他の欧米や先進国と比べるとそもそもその傾向は強いです。 福祉国家とは逆光するし超個人主義なのに、トランプ大統領の「強いアメリカ」も、ホルガと同様に自国の繁栄重視を掲げる点は面白いですね。 90年周期の理由は?9は聖なる数字? ホルガ村では「9」が特別な数字として多用されてます。 ミッドサマー(夏至祭)は 90年周期で、9日間続けられ、最後は9人が聖殿で焼かれていけにえとして捧げられます。 飛び降り前に血をぬる 石碑も9つのルーン文字が描かれてます。 そもそも北欧神話には『』でも示されたように、神々の世界アスガルドを含む「9つの世界」が存在します。 地球はそのうちの1つ「ミッドガルド」に所属します。 9つの世界は、世界樹ユグドラシルがつないでいます。 ホルガ村では、9の倍数の「18年周期」で過ごします。 そして72歳になるとアッテストゥパンの儀式で飛び降り自殺して次の世代に名を譲ります。 映画『ミッドサマー』で 夏至祭が90年に1度の理由は、その周期くらいで積極的に外部の血を入れる必要があるからだと思います。 72年より長いので、一度も夏至祭を体験せずに死んでいく人には気の毒です。 また、90年周期という設定は濃い血を薄める目的としては長すぎるので、実際には 夏至祭以外の日にも外部からの人間を引き入れてると考えたいです。 映画『ミッドサマー』私の評価と総括 ひとことで言うと「 とんでもなく衝撃的な映画」です。 ただし良い意味ではなく、わるい意味で記憶に残るため、この手の映画を見慣れてない人や好きではない人には全くオススメできないです。 怖いもの見たさならどうぞ。 昔ながらの 共同体生活、三大宗教以外の原始宗教などの非常識・非日常を描いた「フォークホラー」というジャンルでは、映画『ミッドサマー』は間違いなく歴史に残る印象的な作品だと思います。 ホラー映画としての「こわさ」はそれほどないけど「気持ち悪さ・狂気」はずば抜けて高いです。 ストーリーの大枠は「 家族を失ったダニーが、新たな家族を得るまでの物語」と考えると、意外とシンプルです。 冒頭で亡くなった妹たちの死因が伏線になるかと深読みしたけど回収されることはなく、逆に中盤での「近親相姦」という言葉でラストを予測できたりして驚きは少なかったです。 その点では、 ラストのひとひねりがきいた『ヘレディタリー継承』の方が好みですが、次回作以降も楽しみな監督になってきました! 他の映画はも参考にしてください。 『ミッドサマー』含む映画ランキングや映画賞•

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二度見たくなる!映画《ミッドサマー》14の伏線解説&裏設定の考察

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おはようございます、チェ・ブンブンです。 実は多くの人が既にトラウマになっている中盤のあるシーンよりもクライマックスで吐きそうになりました。 ただ、実は映画としては非常に王道の作りをしているのです。 尚、この時点で2時間半一般公開バージョンは観ていないのでもしかしたら、カットされた部分について語っている恐れがあります。 また未見の方は読まないでください。 ブログ記事: ホラー映画の定石として、喪失感と、それを克服するための怪物というものを登場させます。 恐怖のどん底を乗り越えて成長するというのが型となっている。 『ミッドサマー』の場合、カレシの妹が親を殺して自殺したという事件によってトラウマと喪失を抱いたヒロインのダニがカレシと共に90年に1度しか開催されないスウェーデンの夏至祭に訪れるという現実逃避でもってリフレッシュを図ろうとする。 そして、『ウィッカーマン』のように僻地の儀式と闘うことで自分と向き合うプロットになっています。 そしてその道中の参加者には、女性友達や黒人といった若者が登場するホラーの定番である組み合わせが採用され、数合わせの為に集められた人物のうち捨て駒は酷い殺され方をします。 そうです、アリ・アスターでなければレンタルビデオの片隅に追いやられていたタイプの凡庸なプロットなのです。 しかし、非常に計算された怖がらせかたで観る者を恐怖のどん底に追いやります。 白昼の絶景でも怖さを表現するにはどうしたら良いのか? それは人間本能が持つ、得体の知れない恐怖を引き出せば良い。 暗闇というのは得体の知れない雰囲気を醸し出しやすいのでよく使われているが、《得体の知れない》をそのまま根こそぎ引っ張り出せば恐怖を表現することが可能なのです。 実際に『ウィッカーマン』や『ザ・チャイルド』、『』などで使われている手法です。 この作品では、言葉の通じない状態で、段々と恐ろしい儀式に豹変していく様子が描かれます。 画面がパンしていき、編み込まれた布が映し出されるのだが、そこには女性器を切り取り食べる描写があります。 不穏な香りを出させます。 またダニはドラッグのようなものを摂取したことで、視界が歪みぐちゃぐちゃになっていく世界や、彼女の不安を具現化した描写が映画の流れをぶった切るかのように挿入されます。 その違和感と、絶望的な悪夢に背筋が凍る。 自分がこの村に置いてかれてしまうところなんかもわざわざ夢描写でしっかりと魅せてくる厭らしさがあります。 問題の自殺場面 そして映画1時間くらいのところで唖然とすることが行われる。 光り輝く丘に一人立つ。 するとヒューーーーーーっと地面に落下し死亡するのだ。 グシャッとなった肉体が映し出される。 そして悲鳴をあげるダニたちを余所に、もう一人仙人のような人が落下するのです。 しかし、落下の仕方が悪く、足が大破しただけに留まってしまう。 それを村人がハンマーで顔面破壊するのだ。 その破壊される瞬間をスローモーションで魅せたり、後に逆再生で再度再現したりするのです。 あまりの惨さに吐き気を催すでしょう。 ラース・フォン・トリアーが『』で演出した執拗なフラッシュバックによる恐怖の増強と似たテクニックが使われています。 蓮コラがダメな人発狂のラスト 物語が進むほど、凄惨になっていくのだが、ダニの感覚が麻痺し始め、儀式の参加者、クイーンに祭り上げられます。 そしてダンスや食事といった通過儀礼を次々とこなし、最後には花のコスチュームで燃ゆる小屋をバックに歩く。 この花のコスチュームが 集合体恐怖症 トライポフォビア な私にとって吐くレベルに気持ち悪かった。 序盤はそこまで気にならなかったのですが、段々と蓮コラのようなぐちゃぐちゃ感を滲み出し、最後に爆発させてくる様子は、もはや確信犯に近いです。 最後に… 本作は何度も観たい作品ではありません。 でも日本劇場公開したら様子を確かめに劇場で地獄を体験したいと感じました。 アリ・アスターは本当によくホラー映画を観ているし分析している。 しかし、その狂気が行き過ぎて、ミヒャエル・ハネケやギャスパー・ノエ、ラース・フォン・トリアーを軽く超越する鬼畜監督になりました。 次はどんな恐怖を魅せてくるのだろうか? 楽しみです。

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【ネタバレ感想】『ミッドサマー』はグロい怖い?いや、不快です。|MOVlog

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ネタバレ! クリックして本文を読む アメリカに住む少女ダニーは不幸の真っ只中にいる。 恋人のクリスチャンとの関係は微妙に破綻しているし、愛する家族はある日突然、この世を去ってしまうのだから。 そこで、ダニーはスウェーデンからの交換留学生、ペレの提案により、クリスチャンや仲間たちとペレの故郷、ホルガを訪れることになる。 さて、すでにスリーパーヒットとなっている本作は、ホラーかラブストーリーかエロ映画か、実態を隠したまま若い女性を中心にさらなる数字の上積みを続けている。 そこで、ネタバレを回避しつつ、筆者が思う映画の根幹について解説してみたい。 できれば、観賞後にお読みになることをお勧めする。 全ては冒頭のダニーの状況に起因している。 ホルガを訪れたダニーはそこで行われる"夏至祭"の女王に選出されるのだが、それは予め計画されていたことが、冒頭の数分を見れば分かる。 これがまず1つ。 そして、残酷でえげつない儀式が行われるホルガは、ダニーにとって辛い記憶しかない故郷のアメリカよりも、むしろ悪夢だったという皮肉。 これが2つめ。 監督のアリ・アスターは重要なテーマの一つとして、"家族とは決して逃れられないもの"という要素を挙げているが、それを証明するシーンが夏至祭のシーンで一瞬だけ登場するので、見逃すべきではない。 結論から言うと、本作は前作と同じ家族をテーマにした恐怖映画ではあるけれど、意外なフック 惹きつけ が用意されている分、頭脳的な楽しみは倍増しているような気がする。 ご多分に漏れず、アリ・アスター監督のデビュー作「ヘレディタリー 継承」の衝撃が忘れられない。 ミリー・シャピロが演じた娘の得も言われぬ不気味さ、トニ・コレットが演じた母の終盤の強烈な変貌ぶりなど、並みのホラーを寄せ付けない圧倒的なインパクトとオリジナリティがあった。 当然、今作も大いに期待していた。 「ミッドサマー」の大筋は、ニコラス・ケイジ主演でリメイクも作られた「ウィッカーマン」などに代表される、人里離れたコミュニティに入り込んでしまった主人公(たち)が、その地特有の文化や価値観(カルト宗教、食人の習慣など)によってひどい目に遭うという類型をたどる。 よって前作のような斬新さを期待しすぎると、肩透かしを食ってしまう。 楽園のようなビジュアル、ヒロインを待つ結末などは確かにひねってあるものの、前作のトラウマ級の独創性には到達していない。 比較しなければ、十分に良くできたホラーだとは思うが。 フローレンスピューは短躯でたくましい印象です。 strong willな顔つきと相まって、強そう。 健康美と太いパーツに新しい魅力がありました。 かなり寄って映しますが、こまかい顔芸で自在に心象をあやつっています。 展開が巧みですいすいと進みます。 トイレへ行くと言って、そこはもう航空機内トイレです。 行程をうまく端折って、倦みを回避しています。 描写が寓意をはらんでいます。 とうてい羅列できませんが、怪しさを重ねて観る者を煽ります。 カメラがよく動きます。 固定しないトラッキングで、それが人物の動揺をあらわし、かつhorribleな空気をつくっていました。 よく映画を見ていると思います。 『アスターはその頃を回想して「僕は行ける範囲の全てのビデオ店に行き、その店のホラー映画コーナーにあった映画を片っ端から鑑賞した。 』と監督のwikiに書かれていました。 その博覧強記が画からほとばしっています。 光のおびただしい映画でした。 おそらくもっとも色調の明るいホラー映画だと思います。 それが闇よりも怖いことを知りました。 下にいる者の喫驚だけが映るなら、わたしもなんともなかったのですが、落下滅裂が、しかも見たこともないほどリアルなそれがあり、そこへ加えて、長大な胴突きで顔面を粉砕します。 何年かぶりに見たtraumaticな衝撃でした。 屍体とその損壊のリアリティが半端ではありません。 終局、まるでタラのテーマのようなオーケストラのうしろで見たこともない狂乱が拡がります。 いっぱんに、ホラー映画とは、演出新参者のビギナー枠だと見られているふしがあります。 新しい恐怖を考案したから映画をつくったわけです。 たまたま世間においては、それがホラーに種別されますが、この、恐怖と不安が140分つづく新しい映画体験を、枠内で片付けていいとは思いません。 映画をめぐって、この驚天動地の格差を反面視しないことは立派なことだと思います。 ネタバレ! クリックして本文を読む 予告編で気になっていたところ、期間限定配信されていたので鑑賞。 導入から世界観に引き込まれました。 綺麗な映像と不穏な音楽にわくわく感が掻き立てられますな〜と、この後の展開を楽しみにしていたのだが…… おや?おやおや? ヘンリー・ダーガーっぽい絵がちゃちい。 (予告でチラッと写るくらいだと雰囲気あったんだけど)飛び降りシーンが怖くない。 (個人的に飛び降りシーンには弱くて、胸のあたりがひゅんってなるのだが、これはリアリティに欠けるのか全く平気)死体がちゃちい。 (グロいと聞いていたのだが)ほんで、たいして何も起こらないまま、主人公にやりで終了…なんじゃこりゃ。 ホラーとしても、サスペンスやスリラーとしても弱く、どちらかと言えば愛憎劇か? もっとぞくぞくしたかったです。 一番怖かったのは、コミュニティからの志願者の人が、最期の瞬間にファンタジーが解けてしまったところ。 でも、熊さんが可愛い過ぎて、和んでしまったよ。 ネタバレ! クリックして本文を読む もっと怖いと思っていたけどまったく怖さを感じず、自分エログロ耐性が割とあった様。 村に入ってから村人の反応がいちいち面白すぎてほぼ爆笑しながらの鑑賞に…後でやってるアレコレが気になりすぎて真面目にみるのは無理! 主人公のメンヘラぷりや恋人やその友人の性格も中々酷くて良いし、白夜とドラッグのおりなす明るすぎる世界観は新しくて見応えありました。 いやでもあんなに白昼堂々と全てを見せ合うコミュニティ私には無理だなぁ 笑 全編に渡って意味あり気な絵が大量に出てくるので鑑賞後に考察を検索して読んだらバイキングだルーんだで中2心がくすぐられてより楽しくなっちゃいました。 そのうちディレクターズカット版で見直そうかと思います。 ネタバレ! クリックして本文を読む コロナ明け、初映画館!見逃していたミッドサマー見に行きました。 スウェーデン秘境の村の夏至祭を文化人類学専攻の学生たちがレポートしにいくお話。 日本秘境の村まつりも鬼祭という物が多く見受けます。 このスウェーデンの祭りも色々と隠された秘密があるお祭り。 このお祭りの毒牙に学生たちがかかっていってしまいます。 祭りといえば文化人類学的に研究の宝庫。 セックス、乱行、近親相姦、ドラッグ、生贄殺人となんでもありでこの映画もふんだんにその要素を含んでいます。 村人の笑顔がとても不気味で、映像も明るい中に狂気を感じさせてじわじわ恐怖に引き込まれてい来ます。 ラストはもうグッチョグチョ。 あらららら。 という感じでした。 前半少しダルな感じ、ちょっと残念。 ネタバレ! クリックして本文を読む 映画を見る前から、ヒグチユウコ氏の描いたミッドサマーのポスターが気になっていた。 ) 私には、イラストの花に囲まれたダニーが生気を失っている=死んだ人の顔としか見えなかったのだ。 また、それだけではなく、何となく逆さに吊られている重力感も感じてしまっていた。 ポスターのイラストがわざと逆さに配置されたのではなく、実際に逆さ状態を模写されたのではないかと、感じたのだ。 ダニーが最後にどうなったかは描かれていない。 クリスチャンが目の前で焼け死んで、頭がおかしくなって(反転して)、とても可愛い笑顔で自分の置かれた環境をすっかり受け入れたかに見えた。 あの後にペレと結婚したかもしれないとも考えた。 しかし、どうしても気になったのが、歴代の女王の写真の多さだった。 今ごろ彼女達はどうしているのだろうと思った。 だから、最終的にヒグチユウコ氏の描いたポスターの絵によって、私はダニーが女王に選ばれ、自然神に捧げられたのだという考えに至りました。 皆さんはどう思いますか? ネタバレ! クリックして本文を読む 平日の昼間、しかもコロナ禍の影響もあり、130席の劇場に観客は私一人。 劇場でのホラー映画のふれこみのある作品(ディレクターズカット版)は久しぶりだったので、なんか嫌だな〜と思いながら鑑賞しました。 前半部のダルさにうとうとしていると過剰なBGMで起こされることを繰り返していましたが、その分、中盤からの美しい映像やトリップ時のゆがみ、伏線回収は楽しめました(交わるシーンは不謹慎ながら笑ってしまいましたが)。 今作は言わば若者たちが餌食になる生贄風習もの。 凄惨なシーンの数々は大きな見どころになるのでしょうが、かの国の処刑動画を観てしまった後ではどうしても作り物として意識してしまうため、怖さは半減。 鏡に写った顔の正体がわからずじまいだったり、主人公の最後の笑みの意味もよくわからないので、答え合わせのように、これから他の方のレビューを読みにいきます。 今年の暫定ベスト!!! アリ・アスター監督の前作『ヘレディタリー』には、私の前提知識の不足もあり若干の飲み込みづらさを感じたのですが、同作でも描いた「家族の呪い」をさらに拡大解釈し、再提示してみせた監督の手腕には只々脱帽するしかありません! あらゆるセリフや描写がその後の展開を暗示する緻密な構成に唸らされ、結末には否応なしに納得させられてしまいました。 一枚一枚の画を一時停止して確認したくなるほどの情報量です。 グロテスクなシーンもあり好き嫌いははっきり分かれると思いますが、細部まで仕掛けが張り巡らされた演出は間違いなく映画館の大画面で見る価値あり。 主役のフローレンス・ピューは、感情の振れ幅が大きい、難しい役柄に説得力を持たせる素晴らしい演技でした。 脇役で言えば、『デトロイト』で凶悪な警官を演じたウィル・ポールターがまたしても嫌味な役を好演。 序盤から「こいつはまともな最期を迎えない」予感ビンビンです。 因みに、観客は私を含めて3人でした…(笑) 見終わった後味が悪いという評判通り、こんな異常な世界観はかなりヤバいし、イヤミスの境地のような感覚の作品でした。 また、これまでのホラー映画ではなかった、胸をキューと締めつけるような効果音も、恐怖を一層煽ります。 舞台は、夏のスウェーデンの天国のような田舎村ホルガ。 短い夏を謳歌するような自然に囲まれた美しい村とそこに住む親切な村人達。 しかし、その美しさとは対照的な、昔から伝わるカルト教団のような、異常な慣習が次第に露わになります。 そして、1人、また1人外部から来た人を呑み込んでいきます。 老人が崖から飛び降りるシーン、外部の男と娘との公開性交シーン、そして、クライマックスの火あぶりシーンのグロさとエロさには、目を背けたくなるほど…。 一方で、その怖さと正反対な美しい自然に囲まれた村の描写とのアンバランスさが、観る人の心までも不安定にさせる作品でした。 ストーリーも、主人公・ダニーの心の葛藤から次第に新たな境地へと変貌する様は、人間の怖さをも描いていると思います。 こんなに、イヤーな気分にさせられる作品を、2時間半も見せつけられましたが、その分、記憶には残る作品になりました。 ネタバレ! クリックして本文を読む 村入ってからは割と行けたけどアメリカでの妹両親死ぬ流れ?てか女の人の歌声と森の嫌悪感 マッシュルーム・ティーの幻覚とか女王に選ばれたときの花や草が呼吸してる感じが好き 彼氏とりまクズずっと後半中指必死で抑えてた 72歳の老人男女の最後の食事の前のスピーチ?「すー!はー!」が謎にツボって永遠に爆笑でしたおんなじ会場だった方本当にごめんなさい おじいちゃん1回で死ねなくて辛かったね、、 一緒に観たしょうちゃんは彼氏と村の赤毛の子の行為のシーンのカオスさにツボってましたわたしが代わりに謝りますクスクスしてごめんなさい 死体の感じが酷すぎて誰が誰かわかんなかったけどみんな死んじゃったんだねご愁傷様、、 鶏小屋でなくなってたカップルの彼氏 肺が動いてたの衝撃でした 戻っても地獄ここに居ても地獄 まあ大きなフレームは異世界の奇妙な因習に取り込まれて犠牲になる人たちの話なんですが、かつて人類学を学んだ私としては、「90年に一度の祝祭」という設定に大いに引っ掛かりを感じました(そこが突込みどころかいっ!!と言われそうですが・・・)。 90年毎といったら3~4世代に一度の頻度ですから、継承が恐ろしく困難なはず。 村人の誰もが初体験の儀式を、共同体全体であのテンションを強固に保ったままあの密度で粛々と実行することはまず不可能だろうという違和感が大きすぎて、ちょっと入り込めませんでした。 制作側としては、めったにないレアで大規模な儀式だからこそあれだけのグロで一見良識に反する集団行動もあり得るのだ、という想定なのでしょうが、現実はその逆で、仮に規模は小さいとしても同じ思想に根ざす儀式を普段から共同体でやっていないことには、ああいう大きなことは実際にできないんです。 という意味で、なんだかんだの映画的フックやら小ネタ以前でちょっと正直しらけました。 まあ個人的な感想ですが。

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