エリシア クロロ ティカ。 Category:Elysia chlorotica

植物とは「葉緑体を持つ生物」ではない|緑木リョク🌿|note

エリシア クロロ ティカ

[画像のクリックで拡大表示] 生命には一定のルールやパターンがあるものだ。 例えば、植物は太陽エネルギーを活かせるため、動き回る必要がない。 一方、動物は光合成という素晴らしい能力を持たないゆえに、走ったり、這ったり、羽ばたいたり、植物を探して食べたりしなければならない。 動物は光合成をしたりしない。 それがルールのはずだ。 光合成は植物の役割だと。 だが、そんなルールなどお構いなしの小さなウミウシがいる。 (参考記事: ) 米東海岸沖に生息するこのウミウシは、学名をエリシア・クロロティカ(Elysia chlorotica)という。 彼らはただ藻類を食べるだけでは満足しない。 植物が太陽からエネルギーを得るための分子レベルのエンジンを、藻類から奪うのだ。 葉緑体と呼ばれる極小の装置を取り込むことで、彼らはエメラルドグリーンの皮膚を持つに至る。 (参考記事: ) 2. 5㎝から5㎝ほどの小さな葉っぱのようなこのウミウシは、9カ月以上もの間、食物を摂取しなくても生きていけることが実験からわかっている。 太陽の光を浴び、奪った葉緑体で光合成をするのだ。 「個性的で、物議をかもす存在で、つかまえにくく、小食。 ハリウッドセレブのようなものです」と、米ロサンゼルスにあるカリフォルニア州立大学(UCLA)の生物学者、パトリック・クルーグ氏は言う。 葉緑体を奪い、いくらか光合成できるウミウシは他にもいるが、エリシア・クロロティカほどうまくやれるものはいない。 そうした理由から、動物と植物の間のようなこの生物は、免疫学や遺伝子治療などをはじめ、さまざまな分野の科学者たちから注目を浴びている。 しかし、エリシア・クロロティカの生息数がいまどんどん減少しており、数少ない専門家たちも、ほとんどが手を引いたり異なる分野に移ったりしている。 謎だらけのウミウシ エリシア・クロロティカについて、これまでにわかっていることはごくわずかだ。 しかし、興味深いヒントがいくつも得られており、もっと研究を進めれば、有用で素晴らしい知識が得られそうではある。 とはいえ、今のところはどうやって体内で葉緑体を働かせているかすら謎だ。 藻類が葉緑体を働かせるには、何千もの遺伝子によってつくられる特殊なたんぱく質が大量に必要だ。 ウミウシは、そうしたたんぱく質をほとんど持たないようである。 ただし、このあたりに関しては未だ議論もある。 それに、光合成は、動物であれば許容できないはずの大量の活性酸素をつくりだす。 どうしてウミウシは平気なのだろうか。 (参考記事: ) 他にも謎はある。 なぜ葉緑体はウミウシの消化器官で分解されないのか。 なぜ葉緑体は異物なのにウミウシの免疫システムに攻撃されないのか。 どのようにしてウミウシは葉緑体と生化学的な相互作用を行っているのか。 (参考記事: ).

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光合成の収率 生理研究H30

エリシア クロロ ティカ

エリシア・クロロティカと共生する葉緑体、そしてレトロウイルスのような例は、 そうは知られていないが、決して特殊なものではないだろう。 ミ トコンドリアは、酸素呼吸に伴うエネルギー産生を担っており、我々が手を動かし、 頭を働かせるのも、すべてミトコンドリアのおかげである。 葉緑体と同様に、ミトコンドリアも元は単独で暮らしていた微生物、好気性細菌だ った。 それが証拠に、彼らは核DNAと別の独自の短いDNAを持っている(核DN Aの30億塩基対に対し、1万6569塩基対しかない)。 その細菌が、10億年以上前のある日、「プロチスト」という単細胞の真核生物に 入り込んで共生関係になった。 現生の真核生 物は、すべてこの時の細菌=原ミトコンドリアの子孫である。 なぜならすべてのゲノ ムが似ているからだ。 エネルギー供給してもらう宿主の真核生物も、見返りと してミトコンドリアのためにたんぱく質をコードする遺伝子などを自らのゲノムに取 り込み、ミトコンドリアの負担を緩和してやっている。 ミトコンドリアのゲノムには今では37遺伝子しか存在しないが、もともとプロチ ストに侵入する前は、2000ほどの遺伝子を備えていたと考えられる。 そして真核 生物と共生関係を深めるとともに300ほどの遺伝子が宿主ゲノムに引っ越しし、残 りの必要性の薄れた遺伝子はリストラして今日のようにスリム化した。 この過程でも、おそらくレトロウイルスが関与した可能性がある。 ちなみに、ミトコンドリアとは真核生物にとってこんなにも大切な存在だから、遺 伝的異常があると「ミトコンドリア病」と総称される様々な病気になる。 それなのに『破壊する創造者』によって教えられるその起源細菌は、驚くべき物な のである。 何と我々に不可欠なミトコンドリアは、発疹チフスリケッチアという病原 体に近いのだという。 両者は、おそらく祖先を共通していただろう。 葉緑体は、藍藻(シアノバクテリア)が真核生物と共 生関係に入ったものだが、かなり意外なのは最近、マラリアの病原体であるマラリア 原虫にも葉緑体の痕跡が見つかったことだ。 おそらくマラリア原虫は、元は他の藻類 と同様に細胞内の葉緑体の助けを借りて、自ら炭水化物を合成し、それで暮らしてい たのだろう。 ところがいつの頃からか、動物の赤血球に寄生して暮らすようになった。 どんなき っかけがあったか分からないが、そちらの方がずっとラクチンだったので、マラリア という厄介な病気を引き起こす迷惑寄生者になり下がった。 生物にとって楽して繁栄 できれば、それに越したことがない。 というか、「楽している」というのは、それだ け適応度が高いのだから、自然淘汰で必然的にそうなる。 それでも用心深く葉緑体の痕跡を残しているのは、宿主が死に絶えたら再び自活す る用意なのか。 もっとも進化学の常識からすれば、いったん退化した機能は元へは戻 せない。 現在の姿に特殊化してしまっているからだ。 葉緑体の痕跡は、我々の盲腸に似た、ただの「痕跡器官」なのではないかと思う。 当初は、当惑で迎えられたけれども、今では信じていない人はいな いほど生物学者の常識、となっている。 閑話休題。 ウイルスというと、AIDSやインフルエンザ、子宮頸がんなどを感染させる悪者 と思われているが、それは大きな誤解のようなのだ。 そうした不都合さは、当該ウイルスが我々になじむほんの一時期、それもこく短期 の葛藤にすぎない。 全く医学という手段のなかった原始人も滅ぼされなかったのだ。 それを思うと、H5N1型鳥インフルエンザ・ウイルスも、それほど気に病むこと ではないのかもしれない。 一時期、多数の犠牲者を出すだろうが、人類が滅亡するこ となどありえないのだ。

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知ってますか?エリシア・クロロティカ

エリシア クロロ ティカ

以下の画像はナショナルジオグラフィックスより拝借しました。 植物と動物の中間的な生き物・・・、というにはやや語弊があるが、エリシア・クロロティカという生物はウミウシの仲間で、明らかに動物と言える生物だが、生後2週間ほどの間は藻類を食べて過ごし、その後約1年近く食事をしなくとも生きるとされる。 誕生後しばらく食べていた藻の葉緑素(クロロフィル)が、エリシア・クロロティカに生存を続けられるだけのエネルギーを与えるため、食事をしなくとも生きているということらしい。 つまり、クロロフィルが水と二酸化炭素を材料に、太陽光のエネルギーを利用して炭水化物を作るのですが、エリシア・クロロティカは動物とし生きているけれど、植物と同じ仕組みでエネルギを得ているため食事をする必要がない生物なのです。 もし、エリシア・クロロティカが、生まれながらにクロロフィルを持つか、生成する機能が有るとしたら、動物のように動ける植物ということが出来ますが、彼らは藻を摂取してその藻の持つクロロフィルを生存のためのエネルギー減として利用できる能力を持つ動物と言うべきで存在なのです。 我々人間のような哺乳類が、もし太古にエリシア・クロロティカのような生物から進化を遂げていたら、皮膚は緑色のクロロフィルに覆われて、他の動物や植物を食料としなくとも生きられるようになったかもしれませんが、激しい運動を連続的に行うことは、光合成で得られる炭水化物だけで賄うことは出来ないはずなので、時々動いてしばらく休むというような、太陽の光で体を温めないと動けないトカゲのような生存形態になっていたのかな?などと思ったりした・・・。 しかし、生物の進化は他の生物の体を横取りして手っ取り早くエネルギーを得て活動的に生存する種のほうがはるかに優勢であったのだろう・・・・。 エリシア・クロロティカは更なる進化を遂げずにひっそりと今もウミウシの一種として北米の東海岸でのみ見られるそうです。 尚、植物が光合成で炭水化物や様々な有機物を作り出す仕組みは今日でも解明されていないのです・・・。 非常に複雑な化学工場のようなものであり、植物の持つ数千の遺伝子が関わっていることは間違いないのだそうですが・・・・。 それにしても、木の葉そっくりに見えますね・・・・、植物でなくても、太陽の光が沢山欲しいと葉っぱの形になるんですね~・・・、収斂進化とはそういうものなのですね~・・・・。

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