三菱 ufj コロナ。 三井住友が利益首位、3メガが直面する正念場 コロナの中で今期は予想通りの利益を出せるか

三菱UFJ銀行、従業員8000人削減方針。「大企業入社で一生安泰」神話はコロナで終焉

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三菱UFJ銀行の店舗(「Wikipedia」より/Mkl238) 新型コロナ禍により、各業界でリーディングカンパニーが入れ替わる。 3メガバンク体制は15年間続くが、2020年3月期の連結純利益で 三井住友フィナンシャルグループ(FG)が 三菱UFGフィナンシャル・グループ(FG)を抜くことが確実になった。 04~05年の「UFJ争奪戦」で痛恨の敗北を喫した三井住友FGは、両社が最終赤字に転落したリーマン危機の時を含め、連結純利益でずっと三菱UFJFGの後塵を拝してきた。 今回、悲願達成である。 19年4~12月期連結決算の純利益で、三井住友FGが三菱UFJFGを抜いてトップに躍り出た。 三井住友FGは前年同期比4. 2%減の6108億円、三菱UFJFGは同33%減の5842億円だった。 この時点で、三菱UFJFGは当初見込んでいた通期の連結利益9000億円を7500億円に下方修正した。 三井住友FGは当初見込みの7000億円を据え置いた。 日銀のマイナス金利政策の導入など厳しい収益環境を反映して両社とも減益を見込むが、三菱UFJFGが首位を維持する見通しになっていた。 「三菱UFJFGは20年1~3月に逆転することを想定していた」(金融担当のアナリスト) このシナリオをコロナ・ショックが直撃し、予定は大幅に狂った。 三菱UFJFGは3月末、東南アジアの子会社の株価下落を受け、通期の連結決算で約3600億円の損失を計上すると発表。 新型コロナウイルスの感染拡大による世界的な株安の影響をモロに受け、過去に出資したタイとフィリピン、インドネシアの子会社の株価が取得時に比べ50%以上下落したことから、のれん代を一括償却、特別損失を計上した。 具体的には、19年4月に子会社化したインドネシアの大手商業銀行バンクダナモンについて、すでに19年4~12月期決算で2074億円を特損計上していた。 3月末になっても株価が低迷したままだったので追加減損が発生し、2128億円の特損が確定した。 6800億円で買収したバンクダナモンは19年4月に連結子会社にしたばかりだ。 13年に買収したタイ6位のアユタヤ銀行と、16年に発行済み株式の約2割を取得したフィリピン6位のセキュリティバンクでも新たな減損処理が必要になった。 三菱UFJFGは「新興国の高い成長率を取り込む」としてアジア各国の銀行を次々と買収してきたが、コロナで株価が半値以下に崩落。 長期戦略が逆回転し、業績の足を引っ張る。 4月30日、三菱UFJFGは2020年3月期の連結純利益が前期比40%減の5200億円になりそうだと発表した。 従来目標(7500億円)から2300億円減で、再び下方修正したわけだ。 融資先の倒産などに備えて積む貸倒引当金の増加も、350億円の減益要因となる。 タイのアユタヤ銀行の株価下落に伴うのれん代の一括償却で1305億円を損失計上する。 政策保有株の減損も響いた。 海外M&A(合併・買収)で一部保有株の減損処理を迫られるのは三井住友FGも同じだが、三井住友FGは3月決算の着地点を「7000億円にできるだけ近づけたい」(幹部)としてきた。 三菱UFJ FGに比べて相対的に傷は浅そうだ。

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三菱UFJ、コロナ対応社債発行へ 中小支援の資金に

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愛知県江南市にある三菱UFJ銀行江南支店で、勤務する行員1人が新型コロナウイルスに感染していることが判明した。 同行によると、行員は男性で、2月25日に仕事を終えた後、発熱などの症状を訴え病院を受診し、26日に新型コロナウイルスへの感染が確認されたという。 江南支店では、支店内で働く行員約40人のうち濃厚接触の可能性のある行員約10人に対し自宅待機を命じるとともに、支店内やATMの消毒作業を行い、また、名古屋本部から行員10人の代替要員を即座に支店に送り込み、本日27日午前9時から通常通り営業をしているという。 同行の広報担当者は「今回の新型コロナウイルス対策として、以前から頭取をトップとする対策本部体制を立ち上げており、お客様の安全を守るため、関係機関と連携しながらさまざまなシチュエーションを想定し危機管理体制を高めてきた」と業務継続できた理由を説明する。 実は、同行では10年前2009年のH1N1新型インフルエンザ流行時も国内初の感染者が発表されたわずか数日後の5月18日に、神戸市の三宮支店で行員が感染していることが判明し、同支店と三宮支社に勤務する70人のうち幹部以外の約60人を自宅待機させ、代替行員を派遣して通常業務を継続させた経験がある。 ある銀行関係者によれば「銀行の場合、各支店が行う業務はどこもほぼ同じで、仕事内容を知って経験さえあれば、ある程度の業務は別の支店でもできなくはない」とするが、それにしても、突然指定された支店ですぐに仕事を引き継いで業務を行うことは楽ではないはずだ。 企業が、災害時でも主要業務を継続できるようにしておくための計画をBCP(事業継続計画)と呼ぶが、日本の場合、多くの企業が地震を想定してBCPを策定しており、感染症のような事態が日々悪化していくことまでを想定している企業は少ない。 危機管理の専門メディアであるリスク対策. comが読者を対象に今年2月17日~21日にかけて行ったアンケートの結果によれば、全回答(385件)のうち、BCPを策定している企業は72%に上った(未策定、策定中・策定予定を除く)が、感染症を想定した計画、あるいはBCPを策定しているとの回答は、半数以下の48. 4%だった。 今回の三菱UFJ銀行の対応も、濃厚接触者の特定(行員および顧客)、在宅勤務指示・情報提供、支店内やATMの消毒、代替要員の確保・引継ぎ、広報対応、など多岐にわたり、かなりの準備がされていたと想像できる。 もちろん、全ての対応が適切に行われたどうかを検証したわけではないため「今の段階での評価」と付け加えるべきだろうが。 企業では現在、感染症対策として、従業員にマスクの着用や手指消毒の徹底を呼び掛け、あるいは在宅勤務や時差出勤を取り入れる企業も増えているが、事業所内に感染者が出た後の対応までしっかり考えている企業は少ない。 金融機関のように、翌日から即事業が再開できないにしても、主要な業務を見極め、その業務についてはなるべく停止させない、あるいは停止させたとしても早期に再開できる体制を構築しておく必要がある。

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ニュースリリース

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三菱UFJ銀行の店舗(「Wikipedia」より/Mkl238) 新型コロナ禍により、各業界でリーディングカンパニーが入れ替わる。 3メガバンク体制は15年間続くが、2020年3月期の連結純利益で 三井住友フィナンシャルグループ(FG)が 三菱UFGフィナンシャル・グループ(FG)を抜くことが確実になった。 04~05年の「UFJ争奪戦」で痛恨の敗北を喫した三井住友FGは、両社が最終赤字に転落したリーマン危機の時を含め、連結純利益でずっと三菱UFJFGの後塵を拝してきた。 今回、悲願達成である。 19年4~12月期連結決算の純利益で、三井住友FGが三菱UFJFGを抜いてトップに躍り出た。 三井住友FGは前年同期比4. 2%減の6108億円、三菱UFJFGは同33%減の5842億円だった。 この時点で、三菱UFJFGは当初見込んでいた通期の連結利益9000億円を7500億円に下方修正した。 三井住友FGは当初見込みの7000億円を据え置いた。 日銀のマイナス金利政策の導入など厳しい収益環境を反映して両社とも減益を見込むが、三菱UFJFGが首位を維持する見通しになっていた。 「三菱UFJFGは20年1~3月に逆転することを想定していた」(金融担当のアナリスト) このシナリオをコロナ・ショックが直撃し、予定は大幅に狂った。 三菱UFJFGは3月末、東南アジアの子会社の株価下落を受け、通期の連結決算で約3600億円の損失を計上すると発表。 新型コロナウイルスの感染拡大による世界的な株安の影響をモロに受け、過去に出資したタイとフィリピン、インドネシアの子会社の株価が取得時に比べ50%以上下落したことから、のれん代を一括償却、特別損失を計上した。 具体的には、19年4月に子会社化したインドネシアの大手商業銀行バンクダナモンについて、すでに19年4~12月期決算で2074億円を特損計上していた。 3月末になっても株価が低迷したままだったので追加減損が発生し、2128億円の特損が確定した。 6800億円で買収したバンクダナモンは19年4月に連結子会社にしたばかりだ。 13年に買収したタイ6位のアユタヤ銀行と、16年に発行済み株式の約2割を取得したフィリピン6位のセキュリティバンクでも新たな減損処理が必要になった。 三菱UFJFGは「新興国の高い成長率を取り込む」としてアジア各国の銀行を次々と買収してきたが、コロナで株価が半値以下に崩落。 長期戦略が逆回転し、業績の足を引っ張る。 4月30日、三菱UFJFGは2020年3月期の連結純利益が前期比40%減の5200億円になりそうだと発表した。 従来目標(7500億円)から2300億円減で、再び下方修正したわけだ。 融資先の倒産などに備えて積む貸倒引当金の増加も、350億円の減益要因となる。 タイのアユタヤ銀行の株価下落に伴うのれん代の一括償却で1305億円を損失計上する。 政策保有株の減損も響いた。 海外M&A(合併・買収)で一部保有株の減損処理を迫られるのは三井住友FGも同じだが、三井住友FGは3月決算の着地点を「7000億円にできるだけ近づけたい」(幹部)としてきた。 三菱UFJ FGに比べて相対的に傷は浅そうだ。

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