コロナうつ。 【コロナうつとは】症状、治療、対策、対処、解消法について

「コロナうつ」、それって病気? : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)

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診察に訪れた40代の会社員の男性は、上司とのトラブルがきっかけでうつ病を発症し、今は休職しているといいます。 院長の片上徹也さんが症状を聞いていきます。 (片上院長)「ご気分の方はどないですか?」 (男性患者)「ちょっと前回よりも若干、天気のいい日は散歩してみようかな、という気持ちにはなってきていますね。 」 この男性の場合、外出自粛で症状は以前より落ち着いているようでした。 しかし1人になった時、今後のことを考えると急に不安に襲われるといいます。 「(緊急事態宣言が)解除されて、景気の方がどうなのか。 (会社の)業績が悪くなって、じゃあ固定費下げるためにリストラしようかとなった時に、必ず自分はこういう疾患(うつ病)を持っているし、(リストラの)候補には上がってくるんじゃないかと心配をしてしまうんです、どうしても。 苦しいのは苦しいです。 」(男性患者) 新型コロナウイルスの感染拡大につれ、心の不調で「うつ病」を発症する人たちが増えています。 『コロナうつ』とも呼ばれます。 「大阪府こころの健康総合センター」によりますと、新型コロナウイルスに関連した心の不調についての相談件数は、3月は18件だったのに対し、4月は130件、5月には212件と急増しています。 環境の変化や感染への不安が原因とみられますが、自粛生活が解除されると、今度は先ほどの男性のように症状が落ち着いていた人たちが危険だと、片上院長は言います。 「一時的なストレスが無くなったところで、また(社会活動が)始まることで、どっと(うつ病患者が)増えるかもしれないですね。 今まで感染症が一番問題で、どう防ぐかという話だったんですけど、精神不調の人が今度は社会問題として出てくると思っています。 」(アウルクリニック 片上徹也院長) うつ病の早期発見に 約140問のチェックテスト 大阪市平野区の心療内科「伊藤クリニック」では、うつ病の早期発見につなげようと、医療機関向けのチェックテストを作成しました。 院長に説明して頂きました。 「私が作りました『JIメンタルヘルスプログラム』の1つです。 男性の場合は144問、女性の場合は148問あります。 」(伊藤クリニック 伊藤英樹院長) チェックテストは約40万人の患者データやWHOの診断基準などをベースにしています。 インターネット上で設問に答えると、うつ病をはじめとした11の精神疾患に加えて、どの程度うつになりやすい性格か、その場で判定してくれるといいます。 質問は「小さな決断をするのでさえおっくうだ、できない事が多い。 」「朝(午前中)の気分は夜の気分(夕方以降)より悪い。 」といったものや、「体重減少がみられる」「何かしらすぐ涙が出てしまう」というように体の変化を問う質問もあります。 質問には「いつも/しばしば/ときどき/ない」の4択や、「はい/いずれでもない/いいえ」の3択で答えていきます。 「基本的には電車に乗っていてもできますし、自分が集中しさえすれば、周りが気にならなければどこでもできます。 トイレの中なんか最適かもしれませんね。 」(伊藤英樹院長) 「コロナうつ」など心に不調をきたす人はこれからも増えると想定されるため、伊藤院長は9月までこのチェックテストの無料公開を決めました。 「全ての人が心療内科・精神科外来に行くということは考えられないし、今のコロナの状況で行けるはずがないじゃないですか。 そういう時に自分でセルフチェックで(チェックテストを)していただいたら、少しは世の中の役に立つのではないかと。 」(伊藤英樹院長) コロナと共存しながら歩みを進める「新たな日常」。 感染対策とともに十分な心のケアが求められます。 (8月31日まで).

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【アフターコロナ】は、うつ病に注意!心療内科|ひだまりこころクリニック,メンタルクリニック,精神科

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世界で「コロナうつ」などの精神疾患が急増 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、世界でうつや不安障害の症状を訴える患者が急増している。 感染への過度な不安や外出禁止に伴う隔離措置により、人とのつながりが遮断されたことが大きな影響を与えているものとみられる。 最前線で治療にあたる医療従事者の間でも懸念が広がっている。 先行きが見えない不安が続く中、「心の健康」を守るにはどのように対処すべきなのか。 また、「在宅勤務」をうまく進めるにはどうすれば良いのか。 日常生活で実践できる7つのポイントについて、ハーバード大学医学部准教授で「アメリカうつ・不安障害協会」会長のルアナ・マルケス博士に聞いた。 ハーバード大医学部准教授 「アメリカうつ・不安障害協会」会長 ルアナ・マルケス博士 ハーバード大医学部准教授が勧める「コロナうつ」を避けるポイント マルケス博士は、精神の不調を訴える患者が急増し、それが常態化していると指摘する。 「コロナうつ」を避けるために今、日常生活で簡単に実践できる3つのポイントを紹介する。 過度に情報に接し続けることは避け、うまく脳を休憩させることが重要です。 例えば、携帯電話をオフにし、散歩や読書、お茶を飲んでリラックスをするとよいでしょう。 従来の健康的な生活習慣を維持することがとても重要です。 健康的な食事をし、適度な運動を取り入れ、良質な睡眠をとることは、脳を健全な状態に落ち着かせるだけでなく、免疫機能向上にもつながります。 電話やオンラインなどもうまく取り入れて家族や友人と会話するなど、「孤立状態」に陥ることを防いで下さい。 仕事と私生活の境目が曖昧に…「在宅勤務」をうまく進めるコツ 外出禁止による「在宅勤務」で自宅に閉じこもる時間が増え、仕事とプライベートの境目が曖昧になることで、ストレスを招いてしまう。 長引けは、メンタルヘルスに悪影響を及ぼしかねない。 「在宅勤務」をうまく進めるためにはどうすれば良いのか。 マルケス博士が勧めるのは「オン」「オフ」の区別を明確にするための次の3つの方法だ。 職場に行く必要がないからといって曖昧にせず、スケジュールを明確に管理して規律を保つようにすることです。 「プライベート」と「仕事」の空間を分ける 本来、自宅はリラックスのための空間。 自宅に仕事を持ち込む場合には、なるべく「空間」を切り分けることが望ましいです。 例えば、部屋の隅に小さなデスクを置くだけでもいい。 家の中ではその机があなたの「職場」だと考え、日常の空間からはなるべく切り離すのです。 休憩も取り入れて、可能なら同僚たちとも会話をする。 そして、仕事が終わったらその「職場」から物理的に離れるようにする。 同じ部屋の中だとしても、なるべく「プライベート」と「仕事」の空間を分けることが重要です。 その時間で自然とスイッチが「仕事モード」から「オフモード」に切りかわりますが、今はその時間がなく「切り替え」がうまくできないことがあります。 在宅勤務では、その時間を物理的に取り入れると良いでしょう。 例えば、仕事が終わったら、散歩や軽い運動をする。 もし外に出られなければ、オンラインを活用し自宅で適度に体を動かすといいですね。 軽い運動などの「切り替え」が大切 犬や猫などペットを飼い始め、症状が改善するケース アメリカでは、新型コロナウイルスの発生以降、保護犬、保護猫の需要が急増している。 動物の力を借りて、長引く「外出禁止」を乗り切ろうとする人が増え、注目が集まっているのだ。 バージニア州の動物保護団体「ラッキー・ドッグ・アニマル・レスキュー」によると、譲渡件数は例年の3倍に急増し、3000件近い応募申請があるという。 マルケス博士も、ペットを飼育することで症状が改善するケースがあると話す。 私の患者の中にも、これまでは犬を飼う事が出来なかったものの、在宅勤務を機に犬を飼い始め症状が改善したケースがありました。 人によっては、ペットを飼う事で、家族と会話をしたり、お茶を飲んでリラックスするのと同様の効果が認められます。 もし、あなたが犬や猫と触れ合う事で「つながり」を実感できるなら、そうすることを強く勧めます。 つぶらな瞳に不安や孤独感も癒される 【執筆:FNNワシントン支局 瀬島隆太郎】.

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在宅勤務の部下を襲う「コロナうつ」、上司が取るべき4つのサポート

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「コロナうつ」の言葉を目にします。 感染するかもしれないという不安、伝えられる死亡者のニュース、外出自粛という生活の変化、仕事の先行きの心配……。 気持ちが落ち込んだり、よく眠れなくなってしまったりすることがあるかもしれません。 新型コロナウイルスにともなう心の不調、「コロナうつって、病気?」という素朴な質問に、精神科医の夏目がお答えします。 「コロナうつ」は病名ではありません 男子社員:朝から晩までコロナの話ばかり。 仕事はテレワークで、休日も「Stay Home」ですよ。 女子社員:新型コロナへの不安や恐怖心はありますよ。 男子社員:沈んだ気分になりますね。 夏目医師:では、メンタル面の影響を考えてみよう。 男子社員:「コロナうつ」や「コロナ恐怖」、「コロナ不安」、「コロナ疲れ」という言葉をネットでも見かけますね。 女子社員:「コロナうつ」ってよく聞きますが。 うつ病のことですか? 夏目医師:確かに、注目を引く言葉。 でも、きちんと定義して使っていない用語です。 いずれもコロナを頭につけたマスコミ用語ですね。 うつ病とは、言えませんよ。 女子社員:病名じゃないんだ。 男子社員:医学用語でもないの? 心の状態の説明 夏目医師:医学用語でもありません。 心の様々な状態を端的に、わかりやすく示す言葉と受け止めてください。 「コロナうつ」は新型コロナへのストレスから、沈んだ気分になる、気力が低下している状態を表しています。 「コロナ不安」は、気になって落ち着かない様子。 「コロナ恐怖」は、感染への恐怖感情。 女子社員:状態なんですね。 男子社員:「コロナ疲れ」は不安や恐怖が続き、疲れた状態ですね。 夏目医師:そうそう。 生活に支障が続けば「障害」 女子社員:どういう状態になると、病気ですか? 男子社員:それとストレス過剰との違いも含め、教えてください。 夏目医師:新型コロナストレスと個人の性格や行動パターンの絡みから発生し、症状が出ます。 訴えや行動から判断します。 男子社員:訴えと行動から? 夏目医師:だから難しいです。 家族や関係者の見方も聞きます。 男子社員:行動を聞き取るわけですね。 どこを見ますか? 夏目医師:医療的な対処が必要な「病気」や「障害」とは、ザックリ言えば症状のために、日常生活に支障が続く場合です。 例えば会社に出勤できないとか、仕事や家事ができないとか、能率が低下してミスが増える、ということが続いた場合です。 女子社員:何日くらいですか? 夏目医師:2週間以上続くことです。 支障の程度で区別する 男子社員:では、病気と過剰なストレスの違いはどこにありますか? 夏目医師:図を見てください。 専門的になりますが、3つの段階があります。 「健常」「過剰ストレス」、そして「障害」です。 レベルの区分は、主として「日常生活への支障の程度」で判断します。 男子社員:健常って、健康ってことですね。 夏目医師:そうです。 一時的にコロナが気になる状態です。 何かに集中していれば忘れます。 女子社員:ストレスが過剰なら、もっとコロナのことが気になるのですか? 過剰ストレス、仕事はできるが不調です 夏目医師:そうですね。 過剰ストレスでも、仕事や家事はできますが、ストレスが頭から離れない状態を言います。 女子社員:不安が頭から離れないような過剰なストレスがかかっていると、生活にも仕事にも影響しますよね? これは「支障」ではないのですか? 夏目医師:心身の不調ですね。 例えば、頭痛や肩こり、下痢、血圧上昇などが起こります。 あるいは、嗜好品、お酒やコーヒー、たばこが増加しますね。 支障が出ない程度の不調です。 男子社員:身体だけですか? イラッとするのが増えますが。 夏目医師:イライラ、ムッとしやすい、寝つきが悪い、眠りが浅いなども、ストレスによる症状ですね。 新型コロナ禍で、過剰ストレス者が増加 女子社員:沈みがちなので、わたしは「コロナうつ」です。 仕事はしているので、過剰ストレスかな。 夏目医師:そうですよ。 男子社員:僕のコロナ疲れも同じですね。 夏目医師:2人とも、病気ではありませんよ。 今、新型コロナ禍で、多くの人が過剰ストレス状態になっていますよ。 不調が出ますから、ストレス解消が大事です。 男子、女子社員:気分転換を心がけます。 夏目医師:それと睡眠ですよ。 運動で発散し、適度な疲れで、グッスリ眠ることです。 最後に、「マコトの一言」で締めさせていただきます。 投稿いただいたコメントは、編集スタッフが拝読したうえで掲載させていただきます。 リアルタイムでは掲載されません。 掲載したコメントは読売新聞紙面をはじめ、読売新聞社が発行及び、許諾した印刷物、読売新聞オンライン、携帯電話サービスなどに複製・転載する場合があります。 コメントのタイトル・本文は編集スタッフの判断で修正したり、全部、または一部を非掲載とさせていただく場合もあります。 次のようなコメントは非掲載、または削除とさせていただきます。 ブログとの関係が認められない場合• 特定の個人、組織を誹謗中傷し、名誉を傷つける内容を含む場合• 第三者の著作権などを侵害する内容を含む場合• 企業や商品の宣伝、販売促進を主な目的とする場合• 選挙運動またはこれらに類似する内容を含む場合• 特定の団体を宣伝することを主な目的とする場合• 事実に反した情報を公開している場合• 公序良俗、法令に反した内容の情報を含む場合• 個人情報を書き込んだ場合(たとえ匿名であっても関係者が見れば内容を特定できるような、個人情報=氏名・住所・電話番号・職業・メールアドレスなど=を含みます)• メールアドレス、他のサイトへリンクがある場合• その他、編集スタッフが不適切と判断した場合 編集方針に同意する方のみ投稿ができます。 以上、あらかじめ、ご了承ください。

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