お悔やみ ご冥福。 冥福を祈るとはどんな意味の言葉?実は使わない方が良い場合も多い言葉です。

「お悔み申し上げます」と「ご冥福をお祈りします」を使う対象は?

お悔やみ ご冥福

参列マナー 作成日:2019年11月29日 更新日:2020年01月24日 「ご冥福をお祈りします」を使ってはダメ?ほかの言い回しとは?• 通夜や葬儀の際によく耳にする「 ご冥福をお祈りします」という言葉ですが、使ってはダメなシーンについて知りたいという方もいるのではないでしょうか。 使用してはダメな状況や代わりにどのような言い回しをすればいいかを知ることで常識に沿った挨拶ができます。 そこでこの記事では、「ご冥福をお祈りします」を使ってはいけない場面についてご紹介します。 メールや電話でお悔やみの言葉を伝える方法やほかの言い回しもお教えしますので、今後の参考にしてみてはいかがでしょうか。 【もくじ】 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 「ご冥福をお祈りします」を使ってはダメな状況とは?代わりに使う言葉は? 通夜や葬儀に参列したとき、ご遺族に「 ご冥福をお祈りします」と伝えた経験がある方もいるでしょう。 「冥」は「死後の世界」という意味を持つ仏教の思想なので、 宗派によっては不適切な場合があります。 使ってはいけないわけではありませんが、気にする方がいるかもしれません。 お悔やみの言葉はどの宗派でも使える言葉で伝えることをおすすめします。 ここでは、なぜ「ご冥福をお祈りします」がダメなのかを宗派別に解説します。 宗派に適した代わりとなる言葉についてもお教えしますので、参考にしてみてください。 浄土真宗の葬儀の場合について 浄土真宗では「ご冥福をお祈りします」という言葉の使用はおすすめできません。 亡くなった後はすぐに仏様になる「臨終即往生」という考えの浄土真宗の方には、「死後の世界である冥土に迷い込んでしまう」という意味にとらえられてしまいます。 浄土真宗の方の通夜や葬儀の際は、 「お悔やみ申し上げます」という言い回しを使うとよいでしょう。 「心より」をつけると深い悲しみを、 「謹んで」をつけると敬意を表すことができるため、目上の方に失礼になりません。 神道の葬儀の場合について 神道の場合もほかの言い回しをおすすめします。 神道では 故人は家の守り神になると考えられていることから、死後の世界である冥土という思想はふさわしくないとされています。 また、 成仏や供養といった仏教用語も神道には不向きです。 神道の方には「 御安霊の安らかならんことをお祈りします」「 御霊のご平安をお祈りします」という言葉を使いましょう。 キリスト教の葬儀の場合について キリスト教の葬儀では お悔やみの言葉を使いません。 ほかの宗派ではお悔やみの言葉は必須ですが、キリスト教の場合は死に対する考えが異なります。 キリスト教における死とは、 地上での罪を許され天に召されることをいいます。 祝福されるべきものと考えられていることから、キリスト教の葬儀では故人の死を悲しむお悔やみの言葉を使わないようです。 「 安らかな眠りにつかれますよう、お祈りいたします」といった言葉がふさわしいでしょう。 冥福という言葉の意味とその使い方とは? 「冥」は冥土、つまり「死後の世界」を、「福」は「幸せ」を表します。 「冥福」とは 「死後の世界の幸せ」を意味し、「ご冥福をお祈りします」は 死後の世界での幸せを祈っているという気持ちを伝える言葉になります。 一般的にお悔やみの言葉はご遺族の方に向けたものですが、「ご冥福をお祈りします」は 故人に伝えるべき言葉です。 その他のお悔やみ言葉とは? 「ご冥福をお祈りします」という言葉がふさわしくない宗派の通夜や葬儀に参列する場合に備えて、これに代わる言い回しを覚えておきましょう。 いくつかの言い回しを頭に入れておけば、相手の宗派に関係なく適切なお悔やみの言葉を伝えられます。 ここでは、お悔やみの言葉をいくつかご紹介します。 ご愁傷様です 「ご愁傷様です」は ご遺族の方に向けたお悔やみの言葉で、気の毒に思うという意味が込められています。 どの宗派でも使えますが、「ご愁傷様です」だけではお悔やみの言葉としては不十分です。 「 突然のことにより言葉がございません」「 なにかお役に立てることがあればお申しつけください」といった一言を添えることをおすすめします。 ご遺族へのお悔やみとともに悲しい気持ちや相手を気遣う気持ちを伝えられるでしょう。 お悔やみ申し上げます 「お悔やみ申し上げます」は ご遺族の気持ちを配慮する、故人の死を悲しむという意味を持つお悔やみの言葉です。 通夜や葬儀の定型句なので、 宗派を気にせず使えます。 故人の死を悲しく思う気持ちとともに、ご遺族への配慮も伝えられるので「お悔やみ申し上げます」という言葉だけで十分です。 さらに、 「心より」「謹んで」と頭に付け加えれば、 目上の方に対しても失礼のないお悔やみの言葉になります。 哀悼の意を表します 「哀悼の意を表します」は口頭では使わず、 弔電やメールのような書き言葉で使う言い回しです。 文章なら違和感のない文語体のため、 口頭で伝えるには不向きといえるでしょう。 故人の死を悲しみ、心を痛めているという意味なので、ご遺族へのお悔やみの言葉としては適切です。 弔電はもちろん、失礼に当たらない間柄であれば、メールやメッセージツールでお悔やみの言葉を送る際に使うとよいでしょう。 胸中お察しいたします 「胸中お察ししたします」は 相手の心情を理解し、察知しているという意味を持つ言い回しです。 ご遺族の気持ちに配慮した言葉なので、 どの宗派でもお悔やみの言葉として使えます。 ただし、 上司や目上の方には使わないほうが無難でしょう。 「あなたの気持ちを理解している」と伝えると、「私の気持ちのなにがわかるのか」と不快に思われる恐れがあります。 相手との関係性によってはトラブルを招きかねないので注意が必要です。 「ご冥福をお祈りします」を使った文例とは? メールの場合 突然の訃報をメールで知ることもあるでしょう。 その場合、通夜や葬儀への参列の有無を返信する必要がありますが、連絡事項の前に相手へのお悔やみの言葉を入れることをおすすめします。 ここでは、「ご冥福をお祈りします」を使ったメールの文章例をご紹介しましょう。 私でお役に立てることがあればなんでもいってください。 故人の死を悲しむ気持ちとともに、連絡をくれた方への配慮を忘れないことが大切です。 親戚に対しての場合について 突然の訃報に驚いております。 遠方のためメールでのお悔やみとなり申し訳ありません。 心身ともに大変かと思いますが、体調を崩されないようご自愛ください。 後日改めてご自宅に伺います。 こちらは遠方で通夜や葬儀に行くことが難しい場合の文例です。 参列する場合は「遠方のため」「後日改めて」の部分を省き、参列する旨を伝えます。 その際、 葬儀場の名前と住所について確認することを忘れないようにしましょう。 「ご冥福をお祈りします」を使った文例とは? 電話の場合 訃報を電話で受けた場合、 すぐにお悔やみの言葉を述べる必要があります。 知識のないままお悔やみの言葉を伝えると、相手に失礼になるかもしれません。 そのようなときに備えて、適切な言い回しを身につけることをおすすめします。 ここでは、電話でお悔やみの言葉を伝える場合の文例をご紹介しましょう。 知人や友人に対しての場合について お辛い中ご連絡いただきありがとうございます。 ご迷惑でなければこれからご自宅に伺わせていただきたいのですが、よろしいでしょうか まずはお悔やみの言葉を伝え、自宅に伺ってもよいか確認しましょう。 すぐに伺うことが難しければ、訪問可能な日時を確認し、後日改めて焼香に行くことをおすすめします。 亡くなってすぐに連絡があったときは、 通夜の有無と葬儀形式について聞きましょう。 身内だけの家族葬の場合、落ち着いた頃に自宅を訪ねて家族や故人にお悔やみの言葉を述べます。 親戚に対しての場合について お辛い中お知らせありがとうございます。 故人のご冥福をお祈りいたします。 これから準備をし、すぐに伺います 親戚の場合、亡くなってからすぐに連絡がある場合がほとんどでしょう。 連絡をくれた方が自宅、病院、葬儀場のどこにいるかわからないので、 伺うべき場所を確認する必要があります。 葬儀場にいるなら葬儀場の名前と住所を聞き、何時頃に到着するか伝えておくとよいでしょう。 まとめ 「ご冥福をお祈りします」は通夜や葬儀のときの定型句ですが、宗派によっては使ってはダメな場合もあります。 浄土真宗、キリスト教、神道の葬儀では「ご冥福をお祈りします」ではなく、ほかの言い回しを使うようにしましょう。 通夜や葬儀に参列する方の中には「 お悔やみの言葉をどう伝えたらいいかわからない」「 どの言い回しを使えばいいのか困っている」という方もいるでしょう。 葬儀に関することでお悩みなら、葬儀の専門業者であるにご相談ください。 葬儀に関するお問い合わせは「小さなお葬式」へ 葬儀に関するご準備は事前に行うことが大切です。 いざという時困らないように、葬儀全般に関する疑問は、「小さなお葬式」へお問い合わせください。 24時間365日専門スタッフがお客様のサポートをさせていただきます。

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お悔やみの言葉・参列者の挨拶…最低限のルールとは

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【もくじ】 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 訃報を聞いて出すお悔やみの手紙の基本 訃報を聞いてお悔やみの手紙を出す場合、タイミングや手紙に使う便箋や封筒、香典についても注意することがあります。 遺族の方に負担をかけないよう意識しましょう。 ここでは、お悔やみの手紙を出すときに知っておきたい基本的な知識を解説します。 お悔やみの手紙を出すタイミング お悔やみの手紙は、 初七日までに送りましょう。 とは、故人が亡くなってから7日後に行う法要です。 また、葬儀、お通夜のどちらかに参列できる場合は送る必要はありません。 「訃報を初七日より後に知ってしまった」そのような場合もあるでしょう。 このような場合、お悔やみの手紙を送るのはマナー違反ではありません。 ただし、訃報を知ってからはできるだけ早く手紙を出すようにしましょう。 お悔やみの手紙に使う便箋と封筒はシンプルなもの お悔やみの手紙は、特別細かいマナーがあるわけではありませんが、使う便箋や封筒はシンプルなものを選びましょう。 できれば 白の無地のものがおすすめです。 また、封筒や手紙が重なると、「不吉が重なる」ことを連想させてしまうため、 手紙は1枚、封筒も1枚でおさめます。 香典も同封できる 葬儀やお通夜への参列が難しい場合、香典を同封しても構いません。 香典を送る場合は 現金書留を使い、香典袋にお悔やみの手紙を添えて送ります。 この際、現金書留用封筒は通常サイズと大判サイズがあるので、大判サイズの物を購入すると、どのサイズの不祝儀袋も入るので便利です。 現金書留封筒は、郵便局で購入する事が出来ます。 香典袋の表書きは、49日法要の前であれば 「ご霊前」、49日法要後であれば 「御仏前」と、渡すタイミングに合わせて表書きを変えます。 このとき、便箋はきちんと封筒に入れるようにします。 現金書留に 直接便箋を入れるのは、マナー違反です。 なお、お悔やみの言葉には、香典を送ることを伝える文章を加えましょう。 お悔やみの手紙を書く際に気を付けること お悔やみの手紙はある程度フォーマット化されていますが、次のことに気をつけて書くようにしましょう。 頭語や時候の挨拶は書かないようにする 一般的に手紙を書く場合には、拝啓や謹啓のような頭語、季節に合わせた時候の挨拶などを最初に書きます。 しかし、お悔やみの手紙ではこういった前置きは必要なく、すぐ本題に入るようにしましょう。 お悔やみを手紙で述べている理由を書く お悔やみは直接述べるのが最も正しい方法であり、 手紙はいわば略式です。 そのため、詳細に書く必要はないですが、弔問に伺えない理由とともにお詫びを述べておきます。 後日伺う予定があるのであれば、その旨も書いておきましょう。 遺族を気遣う言葉を書く お悔やみの言葉は故人が亡くなったことに対する弔意を示すものですが、ことさらに悲しみを強調するのは、遺族の心情を考えると好ましくありません。 遺族を気遣う言葉も多く書くようにしましょう。 例)「お力落としのことと存じますが、どうぞお気を強くお持ちください」など 亡くなった理由は訊ねない 傷心の遺族に対して、 亡くなった理由を訊ねるのはマナー違反です。 お悔やみの手紙は、お悔やみの気持ちと慰めの言葉を短く伝えるよう心がけましょう。 親しい方が亡くなったとき、やはり理由が気になるものです。 しかし、傷心の遺族へ訊くべきタイミングは今ではありません。 遺族の気持ちを第一に考えましょう。 お悔やみの手紙を出す際に詮索するのはよくありません。 遺族をより傷つける可能性があることは避けるのがマナーです。 忌み言葉(いみことば)を使わない 忌み言葉とは、冠婚葬祭の場などで避けられる言葉のことです。 葬祭関連では、重ね言葉(かさねことば)や直接的な表現がこれにあたります。 重ね言葉は「重ね重ね」「またまた」「次々」「再三」「追って」など、繰り返しの言葉や次があることを連想させる言葉が当てはまります。 死を連想させる言葉としては、「死ぬ」「滅ぶ」「死亡」「生存」「生きている」などがあります。 これらは「ご逝去」「ご生前」「お元気な頃」など 柔らかい表現に言い換えましょう。 敬称を使う お悔やみの言葉は、喪主との関係に沿った敬称を使いましょう。 故人が喪主の父親であれば、「ご尊父」「お父上」、祖父であれば「ご祖父様」、妻であれば、「ご礼室」、息子であれば「ご子息」など、故人と自分の関係に合わせて適切な敬称を使うのがマナーです。 また、差出人の名前も、喪主にどのような人か伝わるようにしましょう。 学校の同級生であれば、一緒だった学校や卒業年などを記載します。 薄墨を使って書く お悔やみの手紙は 「悲しみの涙で墨が薄まった」という意味から、もともと薄墨の筆を使用するのがマナーとされます。 ただ、現代では墨を使う人は少なくなり、薄墨にこだわる必要はないと考える人も増えてきています。 薄墨を使わない場合は、ボールペンや万年筆がよいでしょう。 使用するインクの色はブルーブラックか黒が好ましいでしょう。 また、最近ではグレーカラーのボールペンも販売されているので、こちらの利用も考えてもよいでしょう。 お悔やみの手紙の文章構成 お悔やみの手紙を書く場合、どのような構成で書くべきか悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。 お悔やみの手紙の文章構成について紹介します。 まずは下の3つの項目を意識しましょう。 ・主文 ・末文 ・後付け お悔やみの手紙は 縦書きが基本です。 横書きはラフな印象を与えるので不適切とされます。 お悔やみの言葉を述べる お悔やみの手紙では、簡潔に言葉を述べましょう。 「暑くなってまいりましたが……」などの 季節の挨拶は省きます。 もっとも大切なのは、短く書くことです。 また、 故人を悼む気持ち、遺族を慰める気持ちの2点を伝えるのも必要でしょう。 遺族と面識がない場合は、自分と故人との関係を伝える必要があります。 例文は下記のとおりです。 ・このたびは思いもかけないことで、お悔やみを申し上げます。 ・ご看病の甲斐なく、残念なことです。 お悔やみを申し上げます。 訃報での驚きや慰めの言葉を述べる お悔やみの言葉に続き、 故人への感謝の言葉や思い出、遺族の健康を気遣う言葉や慰めの言葉を述べます。 遺族や故人との関係性を考え、文面を添えましょう。 例文は下記のとおりです。 ・突然のことで言葉がございません。 ・ご主人(奥様)とのお別れは、本当にお辛かったことでしょう。 お子様のためにもどうかお心を強くお持ちくださいませ。 ・お力を落としのこととは存じます。 お気持ちを強くお持ちになり、くれぐれもご自愛ください。 弔問欠席に対するお詫びの言葉を述べる 葬儀や法要に参列できないときは、 弔問欠席に対するお詫びの言葉を添えます。 出産や新婚旅行、結婚式といったおめでたい事情が理由で参列できないときは、「事情により」としましょう。 例文は下記のとおりです。 ・あいにくやむを得ない事情により、ご葬儀への参列がかなわず、略式ながら書中にてお悔やみを申し上げます。 ・すぐに駆けつけてお悔やみを申し上げるところでございますが、あいにく出張のため、参列に伺うことができず申しわけなく存じます。 香典を同封したことを知らせる 香典を同封したときは、文末に香典を同封した旨を書き添えます。 現金は宅配便などでは送ることができないため、 郵便局から現金書留専用封筒に入れて送りましょう。 供花や供物を贈ったときも、その旨を添えます。 例文は下記のとおりです。 ・心ばかりではございますが御香料を同封いたしました。 ・心ばかりの御香料を同封いたします。 結びの言葉を使う ここは特別なことを書く必要はありませんが、遺族の気持ちに立って、 表現に注意しましょう。 励ますつもりの言葉や悔しさをあらわした言葉は、遺族の気持ちを傷つける可能性があります。 例文は下記のとおりです。 ・取り急ぎ書中に奥様(ご主人)のご冥福をお祈り申し上げます。 日付・差出人・宛名を書く 主文、末文に続き後付けを書きます。 後付けは 「日付」、「差出人」、「宛名」の順で書きましょう。 日付を書く際、正式とされる 和暦で年月日を書きます。 また、 日付は文頭から2字下げて書きましょう。 宛名には、敬称である 「様」も忘れずに書きます。 お悔やみの手紙は、遺族に宛てて書く手紙です。 宛先は故人の名前ではなく、 遺族の名前にします。 遺族と面識がなく遺族の名前がわからないときは、喪中はがきの差出人や、喪主の名前を宛名にするとよいでしょう。 かねてよりご療養中とは存じておりましたが、ただただ呆然とするばかりです。 本来ならばすぐにでもお伺いしたいところですが、やむを得ぬ事情によりすぐに参上できず申し訳ございません。 ご家族の皆様には、一日も早く心穏やかに暮らせますようお祈り申し上げております。 略儀ながら、書中にてお悔やみ申し上げます。 あの明るい笑顔をもう二度と見られないと思うと、悲しみで言葉もありません。 本来であれば直接お悔やみを申し上げたいところですが、遠方のためままならず、まことに申し訳ございません。 ご家族の皆様はさぞご心痛かと存じますがどうかお力を落とされませんようご自愛ください。 略儀ながら、書中を持ちましてお悔やみ申し上げます。 ご遺族の方々をはじめ、社内の皆様のご心痛はいかばかりかと拝察いたします。 本来であればすぐにでも弔問にお伺いすべきところ、遠路ままならず、略儀ながら書中にてお悔やみを申し上げる次第でございます。 ご冥福を心よりお祈り申し上げます。 まだまだお元気でいらっしゃると思っておりましたのに、ご家族の皆様のご心痛はいかばかりかと存じます。 ここ数年はご無沙汰していたために、お父様が亡くなられていたことも存じ上げず、弔問にもお伺いせずに申し訳ありませんでした。 遅ればせながら、謹んでご冥福をお祈りいたします。 お力落としのことと存じますが、くれぐれも気持ちを強く持ってご自愛ください。 心よりお悔やみ申し上げます。 弔電とお悔やみ手紙の違い 弔電とお悔やみ手紙は、お通夜や葬儀に参列できない場合に送るという点は共通ですが、異なる点もあります。 それは、 告別式で弔電を読み上げられるかどうかです。 そのため、弔電はできるだけ早く、遅くとも告別式の1時間前には到着しているとよいでしょう。 告別式の時間をあらかじめ調べておき、ご遺族の方に負担をかけないようにします。 また、弔電はお悔やみの手紙と異なり、香典を送れません。 香典も送りたい場合は、別途お悔やみの手紙を添えて香典を送りましょう。 まとめ 訃報のときに送るお悔やみの手紙は、封筒や手紙の体裁など、いくつかマナーがあり、それらの点を守って送ることが大切です。 葬儀に慣れていない場合、思わぬマナー違反をすることもあるため、書き方や作法をよく確認し、失礼がないようにしましょう。 葬儀に関する疑問は、「」にお任せください。 24時間365日対応しており、専門スタッフがお客様の疑問に丁寧にお答えいたします。 葬儀に関するお問い合わせは「小さなお葬式」へ 葬儀に関するご準備は事前に行うことが大切です。 いざという時困らないように、葬儀全般に関する疑問は、「小さなお葬式」へお問い合わせください。 24時間365日専門スタッフがお客様のサポートをさせていただきます。

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冥福を祈るとはどんな意味の言葉?実は使わない方が良い場合も多い言葉です。

お悔やみ ご冥福

お悔やみの言葉である「ご冥福をお祈りいたします」は、「死後の幸せをお祈りします」という意味を持っています。 「死者が冥土や冥界でさまようことなく、無事に転生できるように」との願いを込めて使われます。 葬儀や告別式といった弔問の場での会話をはじめ、弔電のメッセージなど幅広いシーンで使われています。 ところが、実は「ご冥福をお祈りいたします」はむやみに使わないほうが良いとされています。 それはなぜでしょうか。 「ご冥福をお祈りいたします」は使わないほうがいい? よく耳にする言葉ですが、「故人や遺族の宗教に配慮する」「故人に対してかける言葉である」といった理由から、「ご冥福をお祈りいたします」は使用を控えたほうがいいとされています。 詳しく見ていきましょう。 理由1:故人や遺族の宗教に配慮するため 日本は仏教方式で行われる葬儀が多く見られます。 仏教を信仰している人であれば、弔問時などに「ご冥福をお祈りいたします」というお悔やみの言葉を使っても問題ありません。 ただし、仏教には曹洞宗や日蓮宗、真言宗など代表的な13宗派があり、宗派によって葬儀などの細かな作法が異なります。 13宗派の一つである浄土真宗では、「ご冥福をお祈りいたします」を使いません。 仏教は宗派によって教えが少しずつ異なります。 阿弥陀如来(あみだにょらい)を本尊(礼拝の対象とする主要な仏様のこと)としている浄土真宗には、「疑うことなく信じて念仏を唱えれば、死後は浄土に生まれて仏になる」という教えがあります。 浄土とは、仏様の住む清らかでけがれのない国土のことです。 つまり、浄土真宗を信仰する人たちにとって冥土は死者がさまよう場所であり、死者にとって望ましくない世界と考えられています。 そのため、故人に対して「ご冥福を祈る」ことは敬意を欠く行為にあたるとして使用を避けており、お悔やみには別の言葉を用います。 また、仏教以外の宗教といえば、キリスト教や神道が挙げられます。 キリスト教や神道では葬儀の形式が異なるだけでなく、死者に対する考え方も違いますので、仏教用語の「ご冥福をお祈りいたします」は使わないようにしましょう。 特にキリスト教では、一般的に死を神様のもとに召されることとしています。 そのため、亡くなったことを悔やむよりも、天国での平安を願います。 亡くなった人の信仰していた宗教が神道やキリスト教の場合は、ご冥福などの仏教用語を使用せず、ほかの言葉を用いるのがマナーです。 理由2:遺族に対してかける言葉ではないため 弔問の参列時に遺族と対面した場合に、「ご冥福をお祈りいたします」と声をかけたことがある人もいるかもしれません。 しかし、これは誤った使い方です。 冥福を祈るのは、あくまでも「故人」に対してであり、遺族に向けてかける言葉ではありません。 よって、霊前や棺など故人を前にして「ご冥福をお祈りいたします」と言うのは問題ありませんが、遺族に対しては「"故人の"ご冥福をお祈りいたします」と言葉をかけるのがマナーです。 訃報を受けて弔問したり、弔電を送ったりするときには、故人の宗教や宗派がわからないことのほうがおそらく多いでしょう。 遺族の中には気にする人もいるので、お悔やみを述べる際は「ご冥福をお祈りいたします」に代わる言葉を選ぶことをおすすめします。 「ご冥福をお祈りいたします」に代わるお悔やみの言葉 実際に例文を用いながら、弔問の場合と弔電の場合に分けて、「ご冥福をお祈りいたします」の代わりになるお悔やみの言葉をご紹介します。 弔問の場合 仏教形式の葬儀や告別式では「このたびはご愁傷様でございます」「このたびはお悔やみ申し上げます」などを使います。 なお、キリスト教を信仰する人の場合は「死=神のもとに召される」という考え方があるため、「このたびはお悔やみ申し上げます」もあまり使いません。 遺族へ挨拶する際は「このたびはお知らせいただき、ありがとうございます」とだけ伝えるか、「天に召された(故人名)様の平安をお祈りいたします」「(故人名)様の安らかなお眠りをお祈りいたします」などと述べるのが良いでしょう。 また、神道を信仰する人の場合は、「御霊(みたま)のご平安をお祈りします」「お力落としのないように」などの言葉が無難です。 突然の訃報には誰もが戸惑うもの。 いずれの場合も弔問の挨拶では感情的になりすぎず、その場にふさわしい言葉を述べることが大切です。 弔電の場合 分け隔てなく使える表現 「哀悼の意を表します」「哀悼の意を捧げます」は、相手の宗教・宗派にかかわらず、分け隔てなく使うことができます。 キリスト教を信仰していた人に送るとき 分け隔てなく使える「哀悼の意を表します」のほかに、「安らかなお眠りを心よりお祈り申し上げます」「安らかな旅立ちになりますよう、心からお祈り申し上げます」などの表現を使います。 弔電を打つ際は、「死」などの直接的な表現や忌み言葉も使わないように注意が必要です。 ご冥福の意味を理解して、言葉選びに気をつけよう 現在の日本では、多くの場合、仏式で葬儀が行われます。 とはいえ、同じ仏教でも浄土真宗では教えや作法が異なります。 また、キリスト教や神道を信仰する人もいますので、弔問や弔電の送付においては、各宗教と宗派のマナーにのっとることが大切です。 「ご冥福をお祈りいたします」という言葉は、相手が浄土真宗以外の仏教を信仰していることが確実にわかっていれば使っても問題ありません。 しかし、異なる宗教を信仰している場合や、宗教・宗派がわからないときは、違う言葉を使ったほうが良いでしょう。 弔問時に挨拶する際や弔電を送るときは、遺族のことを考えた言葉選びを心掛けてください。

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