俺ガイル 大学 ss。 大学でも俺の青春ラブコメは間違っている。

【由比ヶ浜SS】小町「おにいちゃん!大学に遅刻するよ!」 八幡「……もう少し寝かせて」【俺ガイル】

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【朗報】俺ガイルのオーディオブックが1冊無料でもらえます みんな知ってる使ってる「Amazon」 Amazonでは、本を声で聴く「」というサービスもやっています。 知っていましたか? いや知らなかったって人、オーディブルのに登録すると、好きな本が1冊無料でもらえます。 安い本も高い本もどんな値段の本でも、無料でもらえます。 無料体験中に退会で料金は一切不要 無料体験期間中に「やっぱ退会したい…」そう思うかもしれません。 「お金ってかかるの…?」 いいえ、無料体験期間中に退会した場合、お金は一切かかりません。 また、無料体験中にもらったオーディオブックは、退会後も引き続き視聴可能です。 ……花婿修行的な?』 小町『絶対嘘だぁ……そもそまおにいちゃんが小町抜きでまともな生活出来るわけないじゃん!』 八幡『おい失礼だな。 もういません」 八幡「いやまだいるから。 やめたげて。 取り敢えず開けてあげて」 ガチャ 由比ヶ浜「あ、アハハ、ヒッキーもやっはろー」 八幡「由比ヶ浜、前から聞きたかったんだけどそのバカっぽい挨拶は朝にも対応してんの?」 由比ヶ浜「ば、バカじゃないし!これでもヒッキーと一緒の大学に受かったんだし!」 八幡「確かに俺とお前は同じキャンパスに通う仲だ。 がしかし、言うなればそう、あれは……奇跡」 八幡(そうなのだ。 じゃあ小町、行ってくるわ。 自分で言うのもアレだが」 由比ヶ浜「小町ちゃん、おにいちゃん大好きだもね。 仕方ないよ」 八幡「昔は俺と由比ヶ浜や雪ノ下をくっつけたくて仕方なかったみたいだけどな」 由比ヶ浜「なっ、なにそれ!やめてよねっ」 八幡「マジに受けとんなよ……こっちが恥ずかしい」 由比ヶ浜「朝からヒッキーが変なこと言うのが悪いんだしっ、ていうかマジになんかなってないし!」 八幡「へいへいそーかよ。 ボッチが毎朝通勤ラッシュに揉まれるとか、拷問にも程があるだろ) 由比ヶ浜「……っ、いたっ」 八幡「どーかしたか」 由比ヶ浜「う、うん大丈夫。 なんか他の人のカバンの金具が引っかかったぽいだけ」 八幡「……女性専用車両いけばいいだろ」 由比ヶ浜「だ、だってそれじゃ一緒に登校してる意味ないじゃん!」 八幡(声がでけーよ。 横のサラリーマンとかすげー睨んでんじゃん。 場所を入れ替えるだけだから」 八幡(朝の通勤ラッシュは戦争なんだよ。 ボッチマイスターの俺でもドア横ベストポジションをキープするのは骨が折れる) 八幡「ほれ、そこならいくらか楽だろ」 由比ヶ浜「う、うん、ありがと。 間が持たない) 由比ヶ浜「……んっ」 八幡(由比ヶ浜さんやめて、もぞもぞ動かないで。 冤罪だ、正当防衛だ」 由比ヶ浜「何正当防衛って!すっごく恥ずかしかったんだから!」 八幡「なら明日から二、三本分早く起きようぜ。 つーかおまえの駅からだと普通に座れるだろ。 アレ?もしかして結構上手い?じゃあテニスサークルとか興味ない?いや~先輩にあと五人は連れてこいって言われててさぁ』) 八幡(じゃねーよ入らねーよ) 八幡「はぁ、戸塚に逢いたい。 つーかお前なんでいんの。 体育は男女別だろ」 由比ヶ浜「何それヒドっ!女子の方が早く終わったっぽいから、こっちまで迎えに来てあげたんじゃんっ」 八幡(別に頼んでねーんですが。 それにお前がここにくると……) 「ナニナニ?結衣ちゃん女子はもう終わったの?」 「男子も今終わったトコなんだよー。 え、まだお昼決めてないとか?なら俺らと一緒にどう?」 「あ、もちろんヒキタ君も一緒にっつーか、まぁ嫌ならいいけどさぁ」 八幡「……」 由比ヶ浜「えっ、あたしはその……」 八幡(ほれきためんどくせぇ) 八幡「……俺はロッカールームの鍵返しにいくから」 「そう?ならしょうがないなぁ、行こうよ結衣ちゃん。 昼飯誘われてたんじゃねーの」 由比ヶ浜「あ、あはは、次誘われたらあっち行くし。 それよりお昼食べに行こ!お昼!」 八幡「いやだから今」 由比ヶ浜「すっごいオイシそうなパスタのお店見つけたの!生パスタのお店!」 八幡「……はぁ、ナマっすか」 由比ヶ浜「やっぱり都内だと違うよねぇ。 全部のお店が美味しそうに見えて、困っちゃうよねぇ」 八幡「無駄に高いわ量は少ないわで良いとこねーじゃん。 これで不味かったら、さすがの俺でも文句の一つも言いたくなるね。 俺達があれこれ言うまでもなく、全てそつなく完璧にこなしてるだろ」 由比ヶ浜「あはは、冗談に聞こえないのがすごいよね」 八幡「なんたって我が国の最高学府の法学部、さらにその中で一番だからな。 まぁ今更驚きもしないが」 由比ヶ浜「うん……でもちょっと寂しいよね。 分かってはいたけど思い知らされた気分。 それを知りながら、あたしは一生懸命受験勉強頑張ってたんだよ。 っていうか、怖くて会えないかも」 八幡「べつに、そんなくだらないことを気にする奴じゃないだろ?」 由比ヶ浜「気にするよっ!ゆきのんが気にしなくてもあたしがする……あたしゆきのんに何回勉強教えてもらったと思うの?それなのに嫌な顔一つせずに、合格発表の日も一緒になって喜んでくれて、『私が教えたのだから当然ね。 でも本当によかった』って!」 八幡「お、おい」 由比ヶ浜「あたしってホント嫌な女だ。 あと俺は泣いてなかった」 由比ヶ浜「別にあのときのヒッキーは何も悪くなかったんだから、全然同じじゃないよ」 八幡「そーかよ」 由比ヶ浜「でも……黙ってあっち行けって言われるんじゃなくて、一緒に帰ろうって言って貰える分、少しは進歩したのかな、なんて。 こんな時、葉山あたりなら気の利いた女子ウケするリア充的フォローで当たり障りなく丸く収めちまうんだろうが……まぁ俺には無理だ、柄じゃねーし」 由比ヶ浜「あは……ヒッキーらしいね……」 八幡「だから率直に、前からお前に言いたかったことを言うとすれば」 由比ヶ浜「……っ」 八幡「感謝してる」 由比ヶ浜「え……」 八幡「その、大学に入ってからのことも、それより前のことも。 ボッチが感謝とか慣れてねーんだよ言わせんな恥ずかしい」 由比ヶ浜「ヒッキーはいつも感謝される方だもねぇ」 八幡「……ナニソレイミワカンナイ」 由比ヶ浜「もうっ、ホント素直じゃないしっ!」 八幡「……小町から買い物頼まれてるんだった。 卵は待ってくれねーぞって言われてて」 由比ヶ浜「う、うん?」 八幡「でも結構遅くなっちまったからな。 センドウのお一人様一品までが普段の三倍買えるわけだが?卵10パックなら30個だぞ30個、スゴくね?」 由比ヶ浜「私の価値って卵10個分っ!?」 小町「卵30個……30個かぁ……オムレツにかに玉……卵の入ったホットケーキ……えへへ」 八幡「それにだ、お前も知っての通り絶望的に料理の下手な由比ヶ浜が、ぜひ料理上手な小町さんに教わりたいと言っているんだが……」 由比ヶ浜「ぜ、絶望的じゃないし!最近上手くなってるもん!それにあたしはそんなこと言って」 小町「ふむふむ……そういうことなら仕方ありません。 あれで結構面倒見良い方だし。 2ch. カテゴリー• 633• 631• 619• 446• 408• 108• 144• 147• 174• 155• 189• 189• 2 アーカイブ• 128• 118• 242 メタ情報•

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それはアクション、ホラー、SF…あとは、恋愛……。 様々なジャンルがある。 よくホラー映画などで恋愛している者から死んだりいなくなったりするのが定番だ。 つまり、恋愛していない者は生き続ける。 そんな非リア充はフィクションの世界、作り物の世界でも生き続けるのだからノンフィクション、現実の世界ならもっと生き続けられる。 この事から非リア充は映画の世界でも現実の世界でもリア充より優れている…ということになる。 非リアマジ最強。 ついでに言うとぼっちマジ最強。 「比企谷くーん…怖い〜!」 「いや、雪ノ下さんこんなの怖くないでしょ。 それと離れてください…」 「えー嫌だー!」 「ちょ、ほんとに勘弁…」 と、いうわけで今雪ノ下さんといる。 何がというわけで…だよ。 なんでこんな状況になったのか自分でもよく理解していないのだが簡単に説明するとこういったことがあったのだ。 突然メールで、家に至急来てください。 と雪ノ下に呼ばれ、家に行ったら俺が部室に忘れた本をわざわざ渡してくれた。 そこで紅茶でも飲む?と言われ喉も渇いていたこともあったし断る理由がないなと思い有難く紅茶を飲みながら雪ノ下に借りた本を読んでいた。 それだけなら良かった。 しかし、そこでインターホンが鳴り、なんと魔王の登場。 なんだかんだあって今ホラー映画を見ている。 ていうか、そうやって腕に抱きつかれると…二つのお山がアレでアレがアレで…て、なっちゃうからやめていただきたいんですが。 離してください」 「えーーーっ…仕方ないなー」 なんとか離してくれたが、この人は本当に苦手だ。 雪ノ下さんに関しては特に苦手。 と、背後から何やら視線を感じた。 寒い!何これ…絶対零度ですか? 「何イチャイチャしているの?」 「いやどう見たらイチャついてるように見えるんだよ…」 「はぁ…姉さんも、もう帰ってちょうだい」 「えー…比企谷くんはお姉さんが居ても良いよね?」 「いやそこで俺に振らないでくださいよ…」 「姉さん…お願い」 そう雪ノ下が小さく呟くと、雪ノ下さんはしょうがないなーと言って立ち上がり荷物を持ち雪ノ下のそばに行くと雪ノ下の耳元で何かを言った。 その言葉を聞いた雪ノ下は、ぽんっと音を立てるかのように顔が桜色になった。 その後雪ノ下さんはじゃあねーと手を振りながら玄関から出ていった…。 雪ノ下さん…なんて言ったんだろうか。 ま、俺が気にすることではないか。 「行った…な。 」 「んんっ。 そ、そうね…」 「というかあの人、本当に台風みたいな人だな。 」 そう言うと雪ノ下は確かにそうね…と応えた。 あんな台風、到来したら為す術もないが…。 「…紅茶、いる?」 「ん、あ、もう無くなってたか。 じゃあ、頼む」 こんな会話、まるで夫婦みたいだと馬鹿な考えをしてしまう。 雪ノ下と夫婦なんてありえないことだが。 そんなことを思いながら空のティーカップを渡そうと雪ノ下の手がティーカップに触れた瞬間、テレビから女性の悲鳴が聞こえ、何だと思いテレビ画面の方を向くとよくあるホラー映画のオチで幽霊の顔がどアップで映るところをドンピシャのタイミングで観てしまい、うぉっ!と、びっくりして体が仰け反った。 雪ノ下もびっくりしたのか俺の服を掴み、そのお陰でバランスを崩す。 しかし手に持っているティーカップを落とすわけにもいかない。 て、これまずいんじゃ…と思っているのも束の間、時すでに遅くそのままティーカップを落としてしまい俺が雪ノ下の方に倒れ込んでしまった。 結果、2人とも倒れてしまい、ティーカップがガシャンと割れる音がした。 「す、すまん!雪ノ下!怪我はないか…?」 このままじゃいかんと思い顔を上げると、俺と雪ノ下の顔がゼロ距離に近い距離になる。 「……………」 互いに、そのままの状態で固まってしまった。 マシュマロのように白い肌、真珠のように涼しく見開いた瞳、柔らかい細い影のような睫毛、筋の通った形のいい鼻梁、そして、恥ずかしそうに揺れる小さな唇。 慌てて上体を後ろに倒して雪ノ下から距離を取った。 もう一度、謝ろうとした次の瞬間、雪ノ下は俺の胸ぐらを掴みぐいっと引っ張ってきた。 俺は咄嗟に雪ノ下に手が当たらないよう床にドンっと手をつけた。 所謂、床ドンというやつである。 「ちょ、危ないだろ…」 「あらごめんなさい。 でもあなた、私が傷つくことは決してさせないって分かってたから…ふふっ。 」 そう悪戯に微笑む雪ノ下を見て、自分が顔から火が出るような思いをした。 自分の身体か熱くなっているのが確認しなくてもわかるぐらいに。 「それとあなた、さっき鼻の下伸ばしてたでしょ」 「さっきっていつだよ。 そんな覚えないし。 」 「姉さんとあなたがイチャついていたときよ。 」 「イチャついてねぇし…あ、もしかして嫉妬したのか?」 と、雪ノ下に反撃するかのように俺も悪戯に笑いながら言った。 いつも通り、罵倒したくるのかと思いきや、雪ノ下はみるみる頬を紅潮させ、ち、違うわよ…と小さな声で呟いた。 いや、そんな表情されるとこっちもこっちで恥ずかしくなるんですが。 「んんっ。 ひ、比企谷くん。 」 「な、なんだよ…」 「も、もう少しそ、その…距離を、近づけてもいいかしら?」 上目遣いで言ったその言葉はまた俺の顔を熱くさせる。 誰からそんなテクニック教えてもらったんだよ。 …考えてみると、ちょっと心当たりがありすぎて怖い…。 すると雪ノ下は俺の胸ぐらから手を離し、今度は俺の右胸をギュッと掴んだ。 「ちょ、雪ノ下さん?まだ了承していないんですけど…」 「まだ…なのね?まだということは了承する気はあったということになるから別にいいでしょ?」 くっ…こいつ俺みたいなこと言いやがって。 こいつもこいつで捻デレなんじゃないかと偶に本気で思うときがある。 と、雪ノ下は弱々しくこう言った。 「もう少し…いえ、ずっとこのままで…いさせて。 」 「はぁ…はいはい。 勝手にしろ。 」 「何かしら。 その態度…」 「別にいいだろ…」 俺は今、何故こうなったのかよく理解していないが、悪い気はしない。 雪ノ下さんがあのとき雪ノ下に何と言ったかなんて本当にどうでも良くなるぐらいに…俺はこの状況を許している。 その時点で頭ん中のどっかで嬉しいという感情があるのかもしれない。 他にも様々な感情があるのかもしれない。 そんな感情を楽しみながら、この状況を楽しみながら…俺もこのまま。 ずっとこのままでいいとそう感じた。 「本当に素直じゃないわね。 」 「そう言うお前もな。 というかお前、本当は嫉妬してたんじゃないのか?」 「…バカ、ボケナス、八幡…」 「…お前は俺を何回照れさせれば気が済むんだ。 」 「そう言うあなたもね。

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【俺ガイル】一色いろは・八色おすすめSSまとめ【やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。】

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それはアクション、ホラー、SF…あとは、恋愛……。 様々なジャンルがある。 よくホラー映画などで恋愛している者から死んだりいなくなったりするのが定番だ。 つまり、恋愛していない者は生き続ける。 そんな非リア充はフィクションの世界、作り物の世界でも生き続けるのだからノンフィクション、現実の世界ならもっと生き続けられる。 この事から非リア充は映画の世界でも現実の世界でもリア充より優れている…ということになる。 非リアマジ最強。 ついでに言うとぼっちマジ最強。 「比企谷くーん…怖い〜!」 「いや、雪ノ下さんこんなの怖くないでしょ。 それと離れてください…」 「えー嫌だー!」 「ちょ、ほんとに勘弁…」 と、いうわけで今雪ノ下さんといる。 何がというわけで…だよ。 なんでこんな状況になったのか自分でもよく理解していないのだが簡単に説明するとこういったことがあったのだ。 突然メールで、家に至急来てください。 と雪ノ下に呼ばれ、家に行ったら俺が部室に忘れた本をわざわざ渡してくれた。 そこで紅茶でも飲む?と言われ喉も渇いていたこともあったし断る理由がないなと思い有難く紅茶を飲みながら雪ノ下に借りた本を読んでいた。 それだけなら良かった。 しかし、そこでインターホンが鳴り、なんと魔王の登場。 なんだかんだあって今ホラー映画を見ている。 ていうか、そうやって腕に抱きつかれると…二つのお山がアレでアレがアレで…て、なっちゃうからやめていただきたいんですが。 離してください」 「えーーーっ…仕方ないなー」 なんとか離してくれたが、この人は本当に苦手だ。 雪ノ下さんに関しては特に苦手。 と、背後から何やら視線を感じた。 寒い!何これ…絶対零度ですか? 「何イチャイチャしているの?」 「いやどう見たらイチャついてるように見えるんだよ…」 「はぁ…姉さんも、もう帰ってちょうだい」 「えー…比企谷くんはお姉さんが居ても良いよね?」 「いやそこで俺に振らないでくださいよ…」 「姉さん…お願い」 そう雪ノ下が小さく呟くと、雪ノ下さんはしょうがないなーと言って立ち上がり荷物を持ち雪ノ下のそばに行くと雪ノ下の耳元で何かを言った。 その言葉を聞いた雪ノ下は、ぽんっと音を立てるかのように顔が桜色になった。 その後雪ノ下さんはじゃあねーと手を振りながら玄関から出ていった…。 雪ノ下さん…なんて言ったんだろうか。 ま、俺が気にすることではないか。 「行った…な。 」 「んんっ。 そ、そうね…」 「というかあの人、本当に台風みたいな人だな。 」 そう言うと雪ノ下は確かにそうね…と応えた。 あんな台風、到来したら為す術もないが…。 「…紅茶、いる?」 「ん、あ、もう無くなってたか。 じゃあ、頼む」 こんな会話、まるで夫婦みたいだと馬鹿な考えをしてしまう。 雪ノ下と夫婦なんてありえないことだが。 そんなことを思いながら空のティーカップを渡そうと雪ノ下の手がティーカップに触れた瞬間、テレビから女性の悲鳴が聞こえ、何だと思いテレビ画面の方を向くとよくあるホラー映画のオチで幽霊の顔がどアップで映るところをドンピシャのタイミングで観てしまい、うぉっ!と、びっくりして体が仰け反った。 雪ノ下もびっくりしたのか俺の服を掴み、そのお陰でバランスを崩す。 しかし手に持っているティーカップを落とすわけにもいかない。 て、これまずいんじゃ…と思っているのも束の間、時すでに遅くそのままティーカップを落としてしまい俺が雪ノ下の方に倒れ込んでしまった。 結果、2人とも倒れてしまい、ティーカップがガシャンと割れる音がした。 「す、すまん!雪ノ下!怪我はないか…?」 このままじゃいかんと思い顔を上げると、俺と雪ノ下の顔がゼロ距離に近い距離になる。 「……………」 互いに、そのままの状態で固まってしまった。 マシュマロのように白い肌、真珠のように涼しく見開いた瞳、柔らかい細い影のような睫毛、筋の通った形のいい鼻梁、そして、恥ずかしそうに揺れる小さな唇。 慌てて上体を後ろに倒して雪ノ下から距離を取った。 もう一度、謝ろうとした次の瞬間、雪ノ下は俺の胸ぐらを掴みぐいっと引っ張ってきた。 俺は咄嗟に雪ノ下に手が当たらないよう床にドンっと手をつけた。 所謂、床ドンというやつである。 「ちょ、危ないだろ…」 「あらごめんなさい。 でもあなた、私が傷つくことは決してさせないって分かってたから…ふふっ。 」 そう悪戯に微笑む雪ノ下を見て、自分が顔から火が出るような思いをした。 自分の身体か熱くなっているのが確認しなくてもわかるぐらいに。 「それとあなた、さっき鼻の下伸ばしてたでしょ」 「さっきっていつだよ。 そんな覚えないし。 」 「姉さんとあなたがイチャついていたときよ。 」 「イチャついてねぇし…あ、もしかして嫉妬したのか?」 と、雪ノ下に反撃するかのように俺も悪戯に笑いながら言った。 いつも通り、罵倒したくるのかと思いきや、雪ノ下はみるみる頬を紅潮させ、ち、違うわよ…と小さな声で呟いた。 いや、そんな表情されるとこっちもこっちで恥ずかしくなるんですが。 「んんっ。 ひ、比企谷くん。 」 「な、なんだよ…」 「も、もう少しそ、その…距離を、近づけてもいいかしら?」 上目遣いで言ったその言葉はまた俺の顔を熱くさせる。 誰からそんなテクニック教えてもらったんだよ。 …考えてみると、ちょっと心当たりがありすぎて怖い…。 すると雪ノ下は俺の胸ぐらから手を離し、今度は俺の右胸をギュッと掴んだ。 「ちょ、雪ノ下さん?まだ了承していないんですけど…」 「まだ…なのね?まだということは了承する気はあったということになるから別にいいでしょ?」 くっ…こいつ俺みたいなこと言いやがって。 こいつもこいつで捻デレなんじゃないかと偶に本気で思うときがある。 と、雪ノ下は弱々しくこう言った。 「もう少し…いえ、ずっとこのままで…いさせて。 」 「はぁ…はいはい。 勝手にしろ。 」 「何かしら。 その態度…」 「別にいいだろ…」 俺は今、何故こうなったのかよく理解していないが、悪い気はしない。 雪ノ下さんがあのとき雪ノ下に何と言ったかなんて本当にどうでも良くなるぐらいに…俺はこの状況を許している。 その時点で頭ん中のどっかで嬉しいという感情があるのかもしれない。 他にも様々な感情があるのかもしれない。 そんな感情を楽しみながら、この状況を楽しみながら…俺もこのまま。 ずっとこのままでいいとそう感じた。 「本当に素直じゃないわね。 」 「そう言うお前もな。 というかお前、本当は嫉妬してたんじゃないのか?」 「…バカ、ボケナス、八幡…」 「…お前は俺を何回照れさせれば気が済むんだ。 」 「そう言うあなたもね。

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