アン レバー ド ベータ。 アンレバードベータとは(レバードベータのわかりやすい解説)|株式投資大百科

アンレバードベータとは何か? DCF WACC

アン レバー ド ベータ

4-2-3.DCF法における割引率の算定 DCF法の算定において、その設定における判断が最も難しいのが割引率の妥当性です。 4-2-1、4-2-2で算定された予測期間の将来キャッシュ・フローと継続価値 TVを現在価値ベースに割り引くための割引率にどのように求めるべきなのか、現在でも様々な研究・議論が行われています。 本項では、 DCF法において最も利用されているCAPMによって算定された株主資本コストを利用した、加重平均資本コスト(WACC)の利用を前提に解説します。 1 加重平均資本コスト(WACC:Weighted Average Cost of Capital)の基本的な考え方 DCF法においては、負債コストと株主資本コストを加重平均した加重平均資本コスト(WACC)が一般的に利用されています。 加重平均資本コストは、評価対象企業の調達コストを「他人資本(負債)による調達コスト」と「自己資本(資本)による調達コスト」のそれぞれで算定し、調達源泉割合に応じて加重平均することで資本コストを算定する方法です。 WACCの利用は、調達源泉の状況を企業価値評価に織り込むのに最もわかりやすい方法と言えます。 また、 DCF法では評価実施時点でのWACCを算定し、その後WACCが一定であるという仮定のもとで計算します。 この点、LBO等により負債調達割合が高い状況で企業価値を評価した場合、負債コストが極端に高い割引率が算出され、徐々に(もしくは資本政策により急激に)負債比率が下がることが想定されているLBOの状況をWACCに反映できないというデメリットが存在します。 ただ、そもそもWACCの算定自体に様々な仮定が用いられ、高度な判断、裏返せば、主観的判断が入る余地が多分にあるため、これをさらに主観的な判断において変化させる(予想する)となると、妥当性の検証が難しくなるきらいがあるため、WACCを一定として用いることにも一定の合理性はあります。 2 負債コストの算定 WACCの計算には、負債コストと株主資本コストのそれぞれを算定し、資本構成割合に応じて割引率を算定することになります。 負債コストは、負債(借入金や社債等)による調達コストを算出します。 負債コストは、有利子負債の金利部分であるため、「有利子負債コスト」と呼ぶケースもあります。 実務的には、支払利息(借入利息や支払利息、割引料など)を利用することで算定するのが一般的です。 支払利息は、その企業の信用リスクを織り込んだ形で貸出利息が決定されているという仮定のもとで適切な負債調達コストを示していると考えられているからです。 日本の場合、長年のメインバンク制や、日銀による超低金利政策(ゼロ金利政策)の長期化により、支払利息が適切な負債調達コストを反映していないのではないかという議論もあります。 特に中小企業の場合は、担保価値や担保余力、保証人枠の信用度合等に借入利率が大いに影響を受けてしまい、適切な負債コストを示さない可能性もあります。 しかし、こういった国政的な理由や担保等の理由も含めて、事実としてその利息で調達できていることが企業の信用力そのものであるし、将来的な負債コストを統計的に推定することは非常に困難であることから、支払利息をそのまま利用するのが妥当であると考えられます。 3 株主資本コストの算定 会社にとっての株主資本コストは裏返せば株主にとっての期待収益率と言えます。 このため、株主資本コストの算定方法は、一般的に株式期待収益率を推定する CAPM(Capital Asset Pricing Model)という理論が用いられて行われます。 CAPMによる株式期待収益率の算定式は以下のとおりです。 「国債」といっても、数年の短期国債や10年の長期国債、20年・30年といった超長期国債などがありますが、実務的には10年物の国債利回りを採用するのが一般的です。 理論的には、その株式の投資機関に相応した期間物を利用するのが最も妥当であると考えられますが、株式投資の場合、当該株式の投資期間を最初から決定することはできないため、概ね10年が利用されているように思われます。 短期国債ではインフレリスクを織り込めていないし、30年の超長期になると実際にそこまで当該株式を投資し続けるという仮定に無理があるため、10年物が利用されやすいと考えられます。 これは、 システマティックリスクのリスク量を表す尺度です。 ここで、システマティックリスクとは、次のようなものです。 内 容 システマティックリスク(Systematic Risk) 資本市場全体に存在するリスクであり、分散投資をしても排除できない(すなわち、どのような投資ポートフォリオを構築しても排除できない)リスクのこと。 アンシステマティックリスク(Un-Systematic Risk) 資本市場全体に存在するリスクではなく、投資対象企業固有の何らかのリスクのこと。 システマティックリスクとは、分散投資理論によってもなお排除しきれないリスクのことであり、株式投資をしている以上は全投資家が負うリスクのことです。 一方で、アンシステマティックリスクは、個別企業固有のリスクであり、分散投資理論を用いれば回避できるリスクです。 CAPM理論は、資本市場において投資家が負うリスクプレミアムはシステマティック・リスクのみであり、 株主資本コストはシステマティックリスクによって算定することができるというものです。 アンシステマティックリスクについては経済合理的な投資家であれば分散投資によってリスク回避しているので、CAPMではアンシステマティックリスクについては一切考慮しないで期待収益率を求めることになります。 5の場合、株式市場全体の株価が1%上昇したときに、当該個別企業の株価は1. 5%上昇したことを示します。 なお、この場合の「株式市場全体」は TOPIXをインデックスとするのが一般的です。 具体的には、個別企業の投資利回りと株式市場全体の投資利回りの共分散を求め、この共分散を株式市場全体の投資利回りの分散で除して求めることになります。 株式投資というリスクを伴う投資行動をする以上、投資家がリスクフリーレートの金融商品に投資していればリスクなしで得られたであろう利回り以上の超過利回り部分を見返りとして求めるのは当然であり、それがリスクプレミアムとなります。 リスクプレミアムの算出は株式市場全体の過去株価データ等の大量のデータ処理が必要になるため、通常は情報ベンダー企業(イボットソンジャパン)などから入手します。 なお、CAPMの一部修正として、 リスクプレミアムにおいて企業規模に関するアンシステマティックリスクを考慮する可能性があります。 一般的に、小規模事業会社の株式は大企業の株式よりもリスクが高く、高い投資利回りが要求されるのが基礎研究などで明らかになっています。 イボットソンといった情報ベンダーでも、規模に応じたリスクプレミアムを公表しており、評価実務においても規模を考慮したリスクプレミアムを用いて評価が行われます。 アンシステマティックリスクについては、割引率に考慮せず、どちらかというと評価結果を受けて最終的に取引価格を決定する際に考慮することになります。 アンシステマティックリスクを割引率計算に加味するとすれば、どのようにしてアンシステマティックリスクを定量化したのか、そのモデルに対する十分な判断と理解が必要となるのではないかと思われますので一般的に行われません。 5 WACCの算出 上記の方法により算定された負債コストと株主資本コストを用いて、加重平均資本コストWACCを求めます。 このため、純資産は株式時価総額になります。 負債も本来は時価評価されたものとなりますが、実務的には評価コストとの兼ね合いにより簿価を用いることも多いと思われます。 その結果、株主資本コストが計算できず、WACCが計算できなくなってしまいます。 資産ベータは、次の式により求めます。 そこから、上記の算式に当てはめて各社の資産ベータを算出し、平均的な資産ベータを求めることになります。

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アンレバードβの算出方法

アン レバー ド ベータ

5となります。 上図は、TOPIXと日立の月次利回りの散布図です。 このそれぞれの点がTOPIXの利回りとそのときの日立の利回りを表しています。 これらの点の近似直線の傾きは、TOPIXが1パーセント動いたときに日立の株式は何%動くかということを表しています。 この図では直線の傾きが1. 1965です。 これは、TOPIXが1パーセント動いたときに日立の株式は1. 1965%動くことを意味しています。 TOPIXや日立の株価はなどのサイトで得ることができます。 また、日立の配当は会社ので得ることができます。 なお、月次利回りは、以下の式で求めます。 分析には最低でも60個のデータは必要と言われていますが、株式のリターンの間隔については、銘柄によっては取引がされない日が発生することから、実務では日次ではなく月次か週次のデータを用います。 このように回帰分析の手法を用いて、ベータを自分で計算してもいいですが、などで調べることができます。 例えば、三菱商事の銘柄コード(8058)を入力してエンターキーを押すと0. 92(2017年3月22日現在)という数字が出てきます。 業界によって、マクロ環境(為替、金利、原材料価格等)の変動に対する影響が似通っていると考えられます。 したがって、投資リスクも似通っていると考えられるわけです。 その上で、評価対象会社の資本構成に応じてリレバードする必要があります。

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アンレバードベータとは?

アン レバー ド ベータ

アンレバードベータ unlevered beta とは、レバレッジなしの企業の株式のベータのことをです。 企業の資本コストを算出することに使うことができます。 自己資本以外に、例えば金融機関からの借入や、社債発行による資金調達を行っている企業の株式のベータを、レバードベータを言います。 増資や、自社株買いなどによって資本構成が変化した場合。 ベータがどのように変化するかは、古い資本構成のデータにもとづいて、レバードベータからアンレバードベータを計算したうえで、新しい資本構成のデータにもとづいて、アンレバードベータからレバードベータを計算することで推計可能といわれています。 人気記事一覧• ROS return of sales とは、売上高に対する利益の割合です。 日本語では、売上高利益率と呼... ROCE return on capital employed とは、利益を投下資本で割った数値です。 企業研究レポート 日鉄ソリューションズ 株式会社 日鉄ソリューションズ株式会社は日本のITサービス企業だ。 総合商社 ROA比較 企業研究レポート このエントリは、総合商社5社のROAを比較した企業研究レポートだ。 株式会社 オービック は経営管理システムの開発・販売を行うシステムインテグレーターだ。 この記事では株式会社... システムインテグレーターの 富士ソフト 株式会社。 本エントリは富士ソフト株式会社の以下の4点を調べる企業研... 電通 株式会社の企業分析レポートです。 「広告代理店について知りたい」、「仕事内容はなんとなく想像つくけど、... オールソンモデル Ohlson model とは、株主価値を算出するモデルの1つです。 オールソンモデルは... 企業研究 レポート 株式会社NTTデータ編 株式会社NTTデータは日本最大のシステム開発企業だ。 この記事で... 企業研究レポート TIS 株式会社編 TIS株式会社は独立系システムインテグレーション企業だ。 この記事では...

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